“Mother”は初歩英語で、“Mom”も同じように映画や海外ドラマなどで耳にする機会も多い頻出単語です。
ネイティブがこれらの単語を耳にした際にどの様に感じるのかについて考えてみたいと思います。
この記事では、“Mother”と“Mom”の違いを分かりやすく説明していきます。
「Mother」とは?
母親というフォーマルな英単語です。
しかし意外にも『自分以外の母親』を指す場合に良く使われるという事はあまり知られていないのではないでしょうか。
もちろん自分の母親を“Mother”と呼ぶ事はあります。
正式な場所や文章では敬意を込めて“Mother”を使う事はあります。
これは日本語のイメージでは『お母さん』ではなく、『母上』や『母』と呼ぶ様な堅苦しいイメージになります。
友人や知人など日常会話では自分の母親に対してあまり使いません。
「Mom」とは?
これもよく使われる日本人でもよく知る単語です。
“Mom”と言う語感から幼児が使うイメージがありますが、意外に大人同士の会話でも頻繁に使われます。
使用する場面としては先ほどご紹介した“Mother”とは逆に『自分の母親』を呼ぶ時に使います。
例えば家で母親を呼ぶ場合は“Mom”を使いますし、友人などとの会話でも使います。
自分以外の母親を呼ぶ時はよほど関係がないと少し無礼に聞こえる様子です。
日本で使う『Mama(ママ)』は意外にも英語がネイティブの国では使われません。
スペイン語やフランス語、ロシア語などではよく使われるのも意外なポイントです。
「Mother」と「Mom」の違い
この2つの違いは『フォーマルかカジュアルか』意外に『他人の母親を呼ぶか、自分の母親を呼ぶか』というポイントではっきりと理解する必要があります。
文法的にも“Match”はどの様な物も主語に出来ますが、“Suit”は人を主語にする事はできないという点も大きな違いですので、はっきりと区別をする事ができます。
これらのイメージは既に日本人の方にもなじみがあるはずですので難しい問題ではないと思います。
注意したいのは“Mom”に似ている“Ma’am”という単語です。
これは男性に使う“Sir”の女性版で、『ご婦人』という意味を指します。
病院や市役所、レストランなど名前を知らない他人同士が相手を呼ぶ際に経緯を込めて使う単語です。
年齢は関係なく、すべての女性に使わます。
発音が日本人からすると“Mam”に似ていますので女性を呼ぶ際、また、女性の方がこの様に呼ばれた際は注意をして下さい。
前者では『私はあなたのMomじゃないわ』と返されるかもしれません。
後者は決して貴女を『お母さん』と呼んでいる訳ではありません。
まとめ
如何でしたでしょうか。
どちらも『母親』を表す単語す。
中学生で最初に習う単語として既に馴染み深い物ですが、意外にも用法がある事がご理解頂けたのではないでしょうか。
ご存知の通り英語はイギリス英語とアメリカ英語で少し単語の綴りが違う物もあり、実は“Mom”はアメリカ英語で使われます。
成り立ちはそれぞれの国の背景が深くかかわっているのでこの点に注意して英語を見るのも新しい発見があるかもしれません。