この記事では、“whether”と“if”の違いを分かりやすく説明していきます。
「whether」とは?
“whether”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~かどうか」という意味で、疑問を持っている様子を言います。
2つ目は「~でもいずれにせよ」という意味で、仮定に対して結論付ける様子を言います。
上記に共通するのは、「2つの選択肢がある」という意味です。
「whether」の使い方
“whether”は「~かどうか」「~でもいずれにせよ」などの意味で使われます。
接続詞として使われたり、前置詞として「いずれ」という意味で使われたりします。
基本的に、ビジネスなどで、何かの選択肢が生じた時にその内容についてしっかり話し合う時に使われるやや固い表現として使われる言葉です。
「if」とは?
「if」の意味は以下の通りです。
1つ目は「もし~ならば」という意味で、ものごとを仮定することを表します。
2つ目は「仮に~だとしても」「たとえ~だとしても」という意味で、後に否定の結論が来る仮定文を表します。
3つ目は「~かどうか」という意味で、疑問を持っている様子を言います。
4つ目は「~の時にはいつでも」という意味で、何かするたびにあるものごとが起きる様子を言います。
5つ目は「驚きを表す言葉」という意味で、条件節だけで使われます。
上記に共通するのは「ものごとを仮定する」という意味です。
「if」の使い方
“if”は「もし~ならば」「仮に~だとしても」「~かどうか「~の時にはいつでも」「驚きを表す言葉」などの意味で使われます。
接続詞として使われ、仮定の文節と結論の文節との複文で使われます。
基本的に、もしもの場合を表すカジュアルな表現で、“whether”で言い換えることも可能です。
「whether」と「if」の違い
“whether”は「何かの選択肢が生じた時に使われる、やや固い表現」という意味です。
“if”は「もしもの場合を表す時に使われる、カジュアルな表現」という意味です。
「whether」の例文
・『I don’t know whether it’s true or not. 』(本当かどうかは分からない)
・『I cannot decide whether to go or not. 』(行くかどうか決められない)
・『Feel whether it’s hot. 』(熱いかどうか触ってみな)
「if」の例文
・『If you drink, don’t drive. 』(飲んだら乗るな)
・『If it is rainy tomorrow, I will not come. 』(もし明日雨が降れば、行けません)
・『If I only knew it. 』(それを知っていればなあ)
まとめ
今回は「whether」と「if」について紹介しました。
「whether」は「そうかどうかを表すやや固い表現」、「if」は「もしもの場合を表すカジュアルな表現」と覚えておきましょう。