こちらの記事では、“difference”と“different”の違いに関して分かりやすく説明していきます。
「difference」とは?
“difference”は、dif・fer・enceという形で音節で区切って発声する言葉です。
違いだったり異なっている、相違の程度や差、或いは不和といった意味を持つ言葉となっています。
そして複数形は、“difference”という形でsを付けて表記されるのです。
「difference」の使い方
“difference”は、名詞として使用されています。
更に使い方としては、2つの違いや差を示したい時に用いられるケースが多く見られるのです。
具体的には、difference between a and bでaとbの違いという意味を表したり、same differenceという組み合わせで大して違いはない、大差ないといった意味が表現します。
「different」とは?
“different”は、dif・fer・entという音節で区切って発音する言葉です。
異なる、似ていないとか、色々なや様々な、区別されたといった意味を持つ単語として使用されています。
「different」の使い方
“different”は、違うとか異なるといった意味を持つ形容詞として使われるのが基本です。
良く見られる使用方法としては、different from~で、~と違うという意味を表す事が出来ます。
ただし同じ意味を表現する際に米国では、different than~という使い方をする人が多く見られるのです。
正確には誤用でしたが、使用する人が多くなった事で今では誤用という扱いは受けなくなって来ています。
他にも、to be differentで、変わっているという意味を表す事も出来ます。
「difference」と「different」の違い
“difference”は相違や違い、“different”は違う、異なるといった似た様な意味を持つ言葉同士となっています。
そのため意味が混同してどちらの単語を使用すべきかで迷うという人は、特に珍しくありません。
ただし“difference”は名詞で、“different”は形容詞という明確な違いがあるのです。
なので“different”は“difference”と違って、主語や目的語として用いる事は出来ません。
「difference」の例文
・『The difference between C and D is big. 』
・『There is a big difference in which way he goes』
「different」の例文
・『I and you are doing different research』
・『Her car is different from his car』
まとめ
“difference”と“different”という2つの言葉は、持つ意味合いは似ており、使い分けが難しいと感じる人が少なくありません。
ですが実の所、この2つには名詞と形容詞という明確な違いがあります。
なので“difference”の方は、主語や目的語として用いる事が可能ですが、形容詞である“different”は主語や目的語として用いる事はありません。