「enter」と「entrance」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「enter」と「entrance」の違い英語

この記事では、“enter”“entrance”の違いを分かりやすく説明していきます。

「enter」とは?

“enter”の主な意味は5つあります。

1つめは、人や物がある場所に入るです。

部屋に人が入る、弾丸が体の中に入るなどをいいます。

部屋に入るとは、「部屋」という区切られた空間の中に移ることです。

弾丸が体の中に入るとは、体外にあった弾丸が「体」という限られた場所に入ることです。

“enter”は、ある範囲や場所などに移ることを意味しています。

2つめは、文字などを書き入れるです。

名簿に名前を書く、日記に書き込む、コンピューターにデータを打ち込むなどをいいます。

名簿や日記などに書き入れるとは、ノートなどある範囲に文字というものを入れているということができます。

3つめは、人などが組織や競技に入るです。

ある会、たとえば結婚相談所や読書クラブなど何かの集まりに入ることや、競技や試合などに参加することを意味しています。

4つめは、活動や状況などに就くです。

就くには、ある地位や役職に身をおくという意味があります。

つまり、“enter”はある職業につく、たとえばパン職人になる、医者になるなどを意味しています。

5つめは、考えや感情などが浮かぶです。

考えや感情などが心の中に出て来ること、意識するようになることを意味しています。


「enter」の使い方

複数の意味がありますが、どの意味も「入る」が共通しています。

場所に入る、組織などに入る、ノートなどに書いて入るなどに使用する言葉です。


「entrance」とは?

“entrance”の主な意味は3つあります。

1つめは、入り口、玄関です。

日本では、マンションの入り口のことを「エントランス」と読んでいます。

英語で“entrance”というときも、入り口のことを指しています。

マンションだけでなく、一軒家や街の入り口などのこともいいます。

2つめは、場所に入るです。

舞台に俳優が登場する、音楽のアンサンブルに加わるなどを意味しています。

3つめは、入場許可、入学、入社です。

会場、学校、会社などに入ることを意味しています。

「entrance」の使い方

何かに入ることや、入るための場所を指して使用します。

「enter」と「entrance」の違い

入るという意味が似ているのですが、“enter”は動詞で入る、“entrance”は名詞で入ることの意味である点が違います。

“enter”は動詞で入るなので、場所は指していません。

一方、“entrance”は名詞で入る場所のことを指しているので、入り口、玄関の意味にもなります。

また、“enter”の入るは、書き入れる、活動を始めるなどの意味もありますが、“entrance”にはこの意味はありません。

まとめ

2つの言葉は入るという意味が似ていますが、動詞と名詞という品詞の違いがあります。

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