この記事では、“encounter”と“meet”の違いを分かりやすく説明していきます。
「encounter」とは?
“encounter”の意味は以下の通りです。
1つ目は「出会う」「遭遇する」という意味で、人やある出来事と偶然出くわすことを言います。
2つ目は「立ち向かう」という意味で、敵や相手に対抗することを言います。
3つ目は「直面する」という意味で、困難やピンチな状態になることを言います。
上記に共通するのは「人やものごとに偶然出くわす」という意味です。
「encounter」の使い方
“encounter”は「出会う」「立ち向かう」「直面する」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われたり、名詞として「出会い」「遭遇」「対抗」などの意味で使われます。
基本的に、ある人やものごとと偶然ばったり出会う時に使われるやや硬い言葉で、既に知っているもの、知らないものどちらにも使われます。
「meet」とは?
“meet”の意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「~に会う」「出会う」という意味で、お互いに近づくことを言います。
2つ目は「~と面会する」「出迎える」という意味で、約束して人と会うことを言います。
3つ目は「~と初めて会う」という意味で、初対面の人と知り合いになることを言います。
4つ目は「直面する」「~に対抗する」という意味で、相手に立ち向かうことを言います。
5つ目は「~を満たす」「応じる」という意味で、要求を満足させることを言います。
上記に共通するのは「お互いが近づいて相まみえること」という意味です。
「meet」の使い方
“meet”は「~に会う」「~と面会する」「~とは初めて会う」「直面する」「~を満たす」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として「meet/met/met」と不規則変化で使われたり、名詞として「集合」「会」などの意味で使われたりします。
基本的に、相手に初めて会う時や、お互いに近寄って行って会う時に使われる言葉です。
「encounter」と「meet」の違い
“encounter”は「偶然ばったり出会うこと」という意味です。
“meet”は「お互い近寄って会うこと」という意味です。
「encounter」の例文
・『I encountered many difficulties in this work. 』
(この仕事上で多くの困難に遭遇した)
・『What is the first encounter with the art?』
(芸術との出会いは何ですか?)
・『He encountered an old friend at the office. 』
(彼は会社で旧友と偶然にも出会った)
「meet」の例文
・『I met my mother on my way home. 』
(家に帰る途中で母親に出会った)
・『It doesn’t meet my request. 』
(それは私の要望に叶っていない)
・『I’m glad to meet you. 』
(お会いできて光栄です)
まとめ
今回は“encounter”と“meet”について紹介しました。
“encounter”は「偶然出会う」、“meet”は「お互い近づいて出会う」と覚えておきましょう。