この記事では、“entertainment”と“amusement”の違いを分かりやすく説明していきます。
「entertainment」とは?
“entertainment”は(エンターテイメント)と発音します。
「楽しみ」「娯楽」「何か人々を楽しませてくれるもの」「催し物」「余興」「気軽に読める本」または、「接待」「もてなし」などの意味を持っています。
外来語の「エンターテイメント」は日本ではすっかり根付いている言葉です。
現在はこの「エンターテイメント」を略して「エンタメ」と表現することも珍しくありません。
音楽・映画・芸能などの「エンタメ業界」といえば、多くの若者が憧れる業界でもあります。
他にも人を楽しませる術に長けた人を「エンターテイナー」と呼びます。
歌手やコメディアン、そしてマジシャンなどがその代表です。
このように“entertainment”は人々を楽しませて、陽気にしてくれる事や物で、とてもポジティブなニュアンスを持つ言葉です。
「amusement」とは?
“amusement”は(アミューズメント)と発音します。
「娯楽」「楽しみ」「遊び」「楽しい事」を意味します。
例えば「娯楽遊具」は英語では“amusement tool”で「娯楽雑誌」は“amusement magazine”となります。
この“amusement”という英単語は外来語の「アミューズメント」として、日本でもすっかりお馴染みの言葉でもあります。
遊園地を意味する「アミューズメントパーク」や娯楽施設を意味する「アミューズメントスポット」は、若者たちの間では頻繁に使われている言葉です、むしろ日本語で「遊園地」や「娯楽施設」などと表現する方が違和感を感じることが多くなりました。
「entertainment」と「amusement」の違い
“entertainment”と“amusement”の違いを、分かりやすく解説します。
“entertainment”も“amusement”もどちらも「楽しみ」や「楽しい事」とポジティブな意味を持ちます。
しかし全く同じ意味では使われていません。
“entertainment”が大勢の観客や聴衆、または訪問者を楽しませる意味を持つのに対して、“amusement”は個人レベルでの楽しみの場合に使う単語です。
歌舞伎やコンサートなどは大勢の観客を前にして行うので、この場合には“entertainment”となります。
しかし遊園地や雑誌など個人レベルで楽しむ時には“amusement”となります。
考え方によっては、“entertainment”の中に個人で楽しめる“amusement”が含まれているとも言えます。
まとめ
“entertainment”も“amusement”も、それぞれれ「エンターテイメント」「アミューズメント」という外来語として日常的に使われている言葉です。
楽しいことを表す言葉だとは知っていても、明確な違胃についてはよく理解していない人もいるようです。
大勢を相手にする娯楽か、個人レベルでの娯楽かで選ぶ単語が違うので、覚えておいてください。