この記事では、“breadth”と“width”の違いを分かりやすく説明していきます。
「breadth」とは?
“breadth”の主な意味は2つあります。
1つめは、幅、横幅です。
幅とは、物の端から端までの長さのことです。
物の端から端までの長さの測り方には、垂直方向での測り方と、水平方向での測り方とがあります。
“breadth”は、水平方向での測り方によって出された長さのことです。
歩道のことで考えてみます。
歩道でいう幅とは、進む方向のことではなく、進む方向とは直角にまじわる方向の長さのことです。
両側を住宅で挟まれた歩道で考えるとわかりやすいです。
一方の住宅ともう一方の住宅との間が、この歩道の幅になります。
“breadth”のもう一つの意味は、知識や経験の幅、心のゆとりです。
知識はセンチメートルなどの長さで測ることはできませんが、知識が豊富なことを「知識の幅が広い」などと表現します。
一つのことを深く知っていることではなく、さまざまな分野を知っていることを指しています。
心にゆとりがあることは、「心が広い」と表現されます。
「breadth」の使い方
“breadth”は名詞です。
水平方向の、物の端から端までの長さを指して使用する場合、数えられる名詞として扱うこともあれば、そうでないときもあります。
30メートルといいたいときには、“30 meters in breadth”とします。
知識の幅や心のゆとりの意味では、数えられない名詞として扱います。
「width」とは?
“width”の主な意味は2つあります。
1つめは、幅、横幅です。
水平方向の、物の端からもう一方の端までの長さを意味しています。
テレビの画面のことで考えてみます。
テレビを置いたとき、床に対して水平な方向と垂直な方向とがあります。
“width”は水平な方向の長さを指しています。
テレビだと、一般的には長い方の辺です。
もう一つの意味は、知識の幅、心のゆとりです。
知識の幅の意味では、一つの事柄を深く知っていることではなく、さまざまな分野を知っていることをいいます。
「width」の使い方
“width”は名詞です。
横幅の意味では、数えられる名詞として扱うこともあれば、そうでないこともあります。
知識の幅や心のゆとりの意味では、数えられない名詞として扱います。
“3 feet in width”とすると、幅3フィートという意味になります。
「breadth」と「width」の違い
2つの言葉が持っている意味は同じで、どちらも横幅、知識の幅、心のゆとりを指しています。
どちらの言葉も名詞で、使い方も同じです。
横幅の意味では、数字+“breadth”または“width”などの形で使われています。
まとめ
2つの言葉が持っている意味は同じです。
横幅の意味では、同じような場面で使われており、使われ方も同じです。