この記事では、“anything”と“something”の違いを分かりやすく説明していきます。
「anything」とは?
“anything”の意味は以下の通りです。
1つ目は「何か」という意味で、あるかも知れない物や事柄を表します。
2つ目は「何も」という意味で、何もない否定的な意味を表します。
3つ目は「何でも」という意味で、人に対して意見を訊くことを表します。
上記に共通するのは「特定していない事柄」という意味です。
「anything」の使い方
“anything”は「何か」「何も」「何でも」という意味で使われます。
代名詞として使われる言葉で、「何か」という意味では“something”と同じになります。
ただし、“anything”は否定文・疑問文で使われたり、ある条件としての「何か」を意味する時に使われる言葉です。
「something」とは?
“something”の意味は以下の通りです。
1つ目は「何か」「何事か」という意味で、ある物やある事を表します。
2つ目は「幾らか」「多少」という意味で、数多くある中の少しのことを表します。
3つ目は「価値のあるもの」「重要な事柄」という意味で、ある事柄を強調することを表します。
上記に共通するのは「特定していない事柄」という意味です。
「something」の使い方
“something”は「何か」「幾らか」「価値あるもの」という意味で使われます。
代名詞として使われたり、副詞として「幾分か」「多少は」という意味で使われたり、名詞として「ある物」という意味で使われたりします。
「何か」という意味としては“anything”と同じですが、基本的に“something”は肯定文、又と疑問文でも相手が“yes”と答えることが期待される場合に使われる言葉です。
「anything」と「something」の違い
“anything”は「否定文・疑問文・条件節で使われる『何か』」という意味です。
“something”は「肯定文で使われる『何か』」という意味です。
「anything」の例文
・『Is there anything you need?』
(何か必要なものはありますか?)
・『If you have anything, please contuct us. 』
(もし何かございましたらどうぞご連絡下さい)
・『She is anyghing but capable. 』
(彼女は能力があるどころではない)
「something」の例文
・『There is something wrong with this PC. 』
(このパソコンはどこか不具合がある)
・『Did you say something?』
(何か言ったよね?)
・『Would you like something to drink?』
(何かお飲みになりますか?)
まとめ
今回は“anything”と“something”について紹介しました。
“anything”は「否定文・疑問文での『何か』」、“something”は「肯定文・疑問文での『何か』」と覚えておきましょう。