この記事では、“agree”と“consent”の違いを分かりやすく説明していきます。
「agree」とは?
“agree”には、3つの意味があります。
1つめは意見があうです。
ある人は、公園の遊具をもっと増やすべきだという考えを持っています。
別のある人も、公園の遊具をもっと増やすべきだという考えを持っています。
この2人は意見があっているということができます。
ある人同士の意見があっていれば、意見があっている人に賛成することができます。
そのことから、“agree”は賛成する、同意するという意味にもなります。
2つめは、つじつまが合う、食べものや気候などがぴったりと合うです。
植物によって生育に適した環境が違います。
たとえば、トマトは暑い気候が適していますが、ほうれん草は暑い気候が適していません。
“agree”は、このような適合することを意味する言葉です。
「agree」の使い方
合うという意味で使用します。
意見があうこと、つじつまが合うこと、食べものが合うこと、気候が合うことについていいます。
意見が合えば賛成したり、同意したりできるので、賛成する、同意するという意味でも使用されます。
“agree”は動詞です。
「consent」とは?
“consent”には、動詞の意味と名詞の意味があります。
動詞の意味は、同意するです。
同じ考えである、同じ意見であるという意味になります。
名詞の意味は2つあります。
1つめは、同意、承諾、許可です。
承諾とは、相手の意見を聞いて、受け入れることです。
許可とは、ある願いやある行動を許すことです。
たとえば、ある人が友人宅を車で訪れることになり、友人が住むマンションが管理している駐車場を使いたいと考えました。
駐車場を利用するためには、マンション管理者から許しをもらう必要があります。
許しをもらうことができれば、許可されたということができます。
2つめの意味は、意見や行動の一致です。
ある人は夕食にやハンバーグを食べくて、外食に行きたいと考えていました。
別のある人も夕食にハンバーグを食べたくて、外食に行きたいと考えていました。
これは2人の考えが一致しているということができます。
「consent」の使い方
同意するという意味で使用をします。
同意とは、意見が同じ、考えが同じという意味で、意見の一致ということができます。
「agree」と「consent」の違い
2つの言葉は同意するという意味が似ています。
“agree”には、もともと「喜んで受け入れる」という意味があります。
特に喜んで同意することについて使用されます。
“consent”の場合は、もともと「ともに感じる」という意味があります。
同意しないという使われ方もします。
この点に違いがある言葉です。
まとめ
同意するという意味を持つ2つの言葉ですが、言葉が持っているもともとの意味に違いがあります。