この記事では、“right”と“correct”の違いを分かりやすく説明していきます。
「right」とは?
“right”には多くの意味がありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「正しい」「間違いのない」という意味で、ものごとが正確な様子を言います。
2つ目は「当を得た」「その通りだ」という意味で、人の考えや言動が正しいことを言います。
3つ目は「体調が良い」「健康な」という意味で、人の体の具合がいい様子を言います。
4つ目は「表の」「正面の」という意味で、まっすぐ前を向いている様子を言います。
5つ目は「右の」「右側の」という意味で、昔から右側が神聖、つまり正しいとされていたことに由来しています。
6つ目は「権利」という意味で、著作権や人権などのことを言います。
上記に共通するのは「常識的に正しいこと」という意味です。
「right」の使い方
“right”は実に多くの意味がありますが、日本では「正しい」「右側」「権利」の3つの意味で使われることがほとんどです。
前後の文章により意味を使い分ける必要があることと、日本人は“light”と聞き違えることが多いので注意が必要です。
「correct」とは?
“correct”の意味は以下の通りです。
1つ目は「正しい」「正確な」という意味で、ものごとが正解である様子を言います。
2つ目は「適正な」「礼儀にかなった」という意味で、人の言動に間違いがない様子を言います。
上記に共通するのは「正解があることに対して正しいこと」という意味です。
「correct」の使い方
“correct”は「正しい」「正確な」「適正な」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、動詞として使われたりします。
基本的に、ものごとに正解がある時に正しいことを表し、試験問題などで正解は“correct answer”と言います。
「right」と「correct」の違い
“right”は「常識的な判断や言動が正しいこと」という意味です。
“correct”は「正解があることに対して正しいこと」という意味です。
「right」の例文
・『Go this way, so you will see the park right side. 』
(この道を行けば、右側に公園が見えます)
・『That’s right. 』
(その通り)
・『Everybody has a fundamental human rights. 』
(誰にでも基本的人権がある)
「correct」の例文
・『Please choose the correct one. 』
(正しいものを選びなさい)
・『I have to correct this data by the end of the day. 』
(今日中にこのデータを正しく直さなくてはならない)
・『This is the correct one. 』
(これが正しいヤツです)
まとめ
今回は“right”と“correct”について紹介しました。
“right”は「常識的に正しい」、“correct”は「正解があって正しい」と覚えておきましょう。