この記事では、“store”と“shop”の違いを分かりやすく説明していきます。
「store」とは?
“store”には、主に3つの意味があります。
1つめは備えのことです。
備えとは、何かあったときに使ったりするために用意をしておくもの、またその準備のことです。
たとえば、地震があったときでも数日は食べていけるように、食料をとっておくことがあります。
このとってある物が備えです。
“store”は食料や医薬品など、何かあったときのための用意のことを指しています。
2つめは倉庫のことです。
倉庫とは、何かを保管するための建物のことです。
倉庫には、衣類、食品、家電製品、医薬品などさまざまなものがしまわれますが、“store”は主に食料や備品を保管しておくための場所を指しています。
3つめは店のことです。
米国では“store”というとき、どのような種類の店なのか、どのくらいの規模の店なのかは問いません。
英国では“shop”というと、大型スーパーやデパートなどのことを指します。
「store」の使い方
備えの意味では、“store of~”の形で使って「~の備え」という意味になります。
倉庫の意味では、“store”の前に倉庫の種類を表す言葉をつけます。
たとえば、冷蔵庫なら“cold stores”です。
店の意味では、“store”の前に店の種類を表す言葉をつけます。
たとえば、靴屋なら“shoe store”です。
「shop」とは?
“shop”には、主に2つの意味があります。
1つめは店のことです。
米国では専門店や大型店舗内の売り場のことを指し、英国では一般的な店のことを指しています。
もう一つの意味は、店舗のことです。
主に修理をしたり、サービスを提供したり、製造をしたりする店舗のことを指しています。
たとえば、時計が壊れてしまったけれど、その時計をまだ使いたいときには、時計を直してくれる店に持って行き、専門の人に直してもらいます。
こういった店のことを指しています。
「shop」の使い方
店のことを指して使用をします。
米国の場合は、専門店のことを指す場合があります。
店舗の意味では、修理、サービス、製造をする場所のことを指して使用します。
修理屋のことは“repair shop”といい、どのような店舗なのかを表す言葉が“shop”の前につきます。
「store」と「shop」の違い
2つの言葉で意味が似ているのは、店という意味です。
米国では“store”というと一般的な店のことを指し、“shop”というと専門店や大型店舗の中にある売り場のことを指しています。
どのような形態なのかという点に違いがあります。
また、“store”には備えや倉庫の意味があり、この意味は“shop”にはありません。
まとめ
日本で日常生活の中で使われることがある英語で、日本で使う場合は同じものを指して使われることが多いのですが、米国では厳密にいうと2つの言葉が指しているものは同じではありません。