この記事では、“reserve”と“book”の違いを分かりやすく説明していきます。
「reserve」とは?
“reserve”には、2つの意味があります。
1つめは、先取りするです。
他の人よりも前に、何かを行ったり、物をとったりすることをいいます。
列車の指定席を利用するためには、あらかじめ「ここを使いたい」と申請する必要があります。
誰かが先に申請をしていると、自分自身は利用することができません。
そのため、電車に乗る直前ではなく、数日前に「ここを使いたい」と申請することが少なくありません。
この誰かよりも先に何かをすることが“reserve”です。
先取りするという意味から、予約する、確保する、用意するという意味にもなります。
もう一つの意味は、取っておくことです。
この意味の取っておくとは、必要だから、後で使うから取っておくことです。
不要なものをため込むことではありません。
たとえば、長距離を走るには最後まで走る力を残しておく必要があります。
これは、力を取っておくということができます。
旅行に出かけたり、老後のためなど、お金を取っておくこともあります。
こういった必要なため取っておくことを意味しています。
「reserve」の使い方
予約するのは、他の人に取られないように取っておくためです。
力を残しておいたり、お金をためたり、食材を置いておいたりするのは、何かに使うために取っておくことです。
“reserve”は、取っておくことを指して使用します。
予約する意味で使用するときには、“reserve”の後に予約するものの名称がきます。
たとえば座席の場合だと“reserve a seat”となります。
「book」とは?
名詞の“book”には、主に2つの意味があります。
1つめは本です。
文章や絵などを印刷した紙を閉じたもののことです。
書店に行くとこういった形態のものがさまざま売られていますが、それらを指しています。
もう一つの意味は、綴じた帳面です。
ノートや小切手帳などのことを指しています。
動詞の“book”には、帳面に記録してもらうという意味があります。
帳面とは、何かを書くための紙を綴じたもののことで、ノートなどがそれにあたります。
ホテルや旅館などでは、利用者に氏名や名前を帳面に記入してもらうことがあります。
そういったことから、“book”には予約するという意味もあります。
「book」の使い方
名詞の場合は本のことを指して使用をし、動詞の場合は予約することを指して使用します。
「reserve」と「book」の違い
2つの言葉で意味が似ているのは、予約するという意味についてです。
この意味では違いはありません。
“reserve a seat”とも“book a seat”ともすることができます。
予約する以外の意味もあり、その点に違いがある言葉です。
まとめ
予約するという意味では同じで、その他の意味に違いがある2つの言葉です。