この記事では、“destroy”と“break”の違いを分かりやすく説明していきます。
「destroy」とは?
“destroy”の意味は以下の通りです。
1つ目は「破壊する」という意味で、形のあるものを取り壊すことを言います。
2つ目は「滅ぼす」「破滅させる」という意味で、命や希望をなくすことを言います。
3つ目は「無効にする」という意味で、証拠などを使えない様にすることを言います。
上記に共通するのは「二度と使えない様にする」という意味です。
「destroy」の使い方
“destroy”は「破壊する」「滅ぼす」「無効にする」という意味で使われます。
動詞として使われ、名詞形は「destruction」になります。
基本的に、ある物を二度と使えない様に徹底的に破壊して滅ぼすことに使われる表現です。
「break」とは?
“break”には数多くの意味がありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「~を壊す」「砕く」という意味で、割ったり砕いたりしてばらばらにすることを言います。
2つ目は「無理に開ける」という意味で、扉やフタなどを無理やりこじ開けることを言います。
3つ目は「破る」という意味で、約束や法律などに反することを言います。
4つ目は「中断させる」という意味で、一時的に途切れさせることを言います。
5つ目は「崩す」という意味で、安定していたものを乱すことを言います。
上記に共通するのは「程度に関わらず壊すこと」という意味です。
「break」の使い方
“break”は主に「壊す」「無理に開ける」「破る」「中断させる」「崩す」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ「break/broke/broken」と不規則変化したり、名詞として「破れること」「壊れること」と使われたりします。
基本的に、物を2つ以上の状態に壊すことに使われ、修理すれば元通りになることもある状態です。
「destroy」と「break」の違い
“destroy”は「破壊して二度と元に戻らない状態にすること」という意味です。
“break”は「程度に関わらず壊すこと全般」という意味です。
「destroy」の例文
・『The hurrycane destoryed the town. 』
(ハリケーンが町を破壊した)
・『The building was destroyed by a big earthquake. 』
(大地震によりビルが破壊された)
・『My house was not destroyed by fire. 』
(私の家は火事で焼け落ちずに済んだ)
「break」の例文
・『I broke my left arm. 』
(左腕を骨折した)
・『The boy broke the window. 』
(子供が窓ガラスを割った)
・『He always breaks the rules. 』
(彼はいつも規則を破る)
まとめ
今回は“destroy”と“break”について紹介しました。
“destroy”は「全て破壊する」、“break”は「壊すこと全般」と覚えておきましょう。