「change」と「alter」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「change」と「alter」の違い英語

この記事では、“change”“alter”の違いを分かりやすく説明していきます。

「change」とは?

“change”には、3つの意味があります。

1つめは、変えるです。

あるものを別のあるものや状態にする、位置や場所を別のところにするという意味があります。

“change”は、利用するもの、場所、衣服、汚れたものを変えることを意味しています。

利用するものを変えるとは、今乗っている車を違う車にする、玄関の鍵を別の鍵にするなどのことです。

場所を変えるとは、住んでいる家を別の場所にある家にするなどのことをいいます。

衣服を変えることは、一般的に着替えるといいます。

汚れたものを変えるとは、シーツや枕カバーを変える、おむつを変えるなどのことです。

2つめの意味は、換金するです。

ものを売って現金を手に入れることをいいます。

小切手はそのままでは紙切れで、これで品物を購入することはできませんが、銀行に行って必要な手続きをすると現金になります。

こういったことを換金といいます。

また、金銭を変えることから、両替するという意味にもなります。

3つめの意味は、変化させるです。

ある状態から別の状態になることを意味しています。

今事務の仕事をしています。

この仕事をやめて、料理を作りの仕事に就きました。

これは、事務仕事をしている状態から料理の仕事をしている状態に変わったということができます。

緑色だった紅葉の葉は、秋になると赤く変わってきます。

これも、ある状態から別のある状態に変わったということができます。


「change」の使い方

交換するという意味で使用をします。

場所を交換する、着ているものを交換する、汚れたものを交換する、物や小切手を現金に交換するなどの意味で使用されます。


「alter」とは?

“alter”には、3つの意味があります。

1つめは、部分的に変えるです。

全体のうちのある部分をこれまでとは違った状態や内容にすることを意味しています。

人の場合、突然の出来事などで顔だけが変わることがあります。

このことを表情が変わる、人が豹変するといいます。

“alter”は、人の表情や態度などが変わることも意味している言葉です。

2つめの意味は、衣服を仕立て直すです。

今ある衣服に手を加えて、別の状態にすることを意味しています。

3つめは、生殖腺や卵巣を取り除くことです。

「alter」の使い方

あるものを別の状態や内容にするという意味で使用をします。

まったく違うものにするのではなく、部分的に変えることをいいます。

「change」と「alter」の違い

変えるという意味が似ている2つの言葉ですが、同じことを意味しているのではありません。

“change”は、これまでのものから別のものにすることです。

一方、“alter”の場合は、すっかり変えるのではなく、部分的に変えることを意味しています。

まとめ

変えるという意味が似ている言葉ですが、別のものに切り替えることなのか、部分的に変えることなのかという点に違いがあります。

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