この記事では、“devote”と“dedicate”の違いを分かりやすく説明していきます。
「devote」とは?
“devote”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を~に捧げる」という意味で、心から忠誠を誓うことを言います。
2つ目は「を当てる」という意味で、あるものの為に何かをあてがうことを言います。
3つ目は「もっぱら用いる」という意味で、何かの為にあるものを専用に使うことを言います。
上記に共通するのは「あるものに対して献身的に尽くす」という意味です。
「devote」の使い方
“devote”は「~を~に捧げる」「を当てる」「もっぱら用いる」という意味で使われます。
他動詞として使われ、形容詞形は“devoted”、名詞形は“devotion”になり、「献身的な愛情」「熱心な行為」「没頭」「専念」「帰依」「信仰心」などの意味で使われます。
基本的に、ある人やものごとに熱中して、献身的に尽くす時に使われる言葉です。
「dedicate」とは?
“dedicate”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を奉納する」という意味で、信仰心により物を納めることを言います。
2つ目は「~を捧げる」「ゆだねる」という意味で、相手に熱心に尽くすことを言います。
3つ目は「献呈する」という意味で、作品などを捧げることを言います。
4つ目は「開場する」という意味で、大規模なイベントで会場を開くことを言います。
5つ目は「公用として納める」という意味で、土地や建物などを寄与することを言います。
上記に共通するのは「義務や責任などで捧げること」という意味です。
「dedicate」の使い方
“dedicate”は「~を奉納する」「~を捧げる」「~を献呈する」「~を開場する」「公用として納める」という意味で使われます。
他動詞として使われ、名詞形は“dedication”になり、「奉納」「献納」「献身」などの意味で使われます。
基本的に、自分から意識して相手に何かを捧げる時に使われる言葉です。
「devote」と「dedicate」の違い
“devote”は「熱中して献身的に尽くすこと」という意味です。
“dedicate”は「義務や責任を感じて意識的に捧げること」という意味です。
「devote」の例文
・『I will devote myself to him. 』
(私は彼に尽くすつもりです)
・『I want to devete myself to music. 』
(私は音楽活動に専念したい)
・『He seems devote his life to a gamble. 』
(彼はギャンブルに身を捧げているように見える)
「dedicate」の例文
・『Here is the dedicated song. 』
(これがリクエスト曲です)
・『She dedicate herself to research. 』
(彼女は研究に人生を捧げるそうだ)
・『She dedicated all her property to the foundation. 』
(彼女は全ての財産を財団に捧げた)
まとめ
今回は“devote”と“dedicate”について紹介しました。
“devote”は「献身的に尽くす」、“dedicate”は「意識的に捧げる」と覚えておきましょう。