この記事では、“lecturer”と“professor”の違いを分かりやすく説明していきます。
「lecturer」とは?
“lecturer”の主な意味は3つあります。
1つめは講演者、講師です。
講演者とは、多くの人の前である事柄を話す人のことです。
このある事柄とは、話す人が専門にしているものであることが少なくありません。
たとえば、高齢者問題を研究している人が高齢者の生活について語る、老化現象を研究している人がアンチエイジングについて語るなどです。
この語る人のことを指しています。
2つめの意味は、大学の講師です。
大学の講師には、普段からその大学に勤めている人と非常勤の人がいます。
“lecturer”は非常勤の講師を指すことが多いです。
3つめの意味は、英国国教会の説教師です。
キリスト教の礼拝や伝道集会で、人々を説教する人のことを指しています。
宗教が教えるものを人々に口頭で伝える役割があります。
資格を必要とする職業ではなく、牧師や伝道師などがその役割をすることもあれば、一般の信徒が説教することもあります。
「lecturer」の使い方
口で何かを伝える人の意味があり、そういった役割を持っている人である、講演者、講師、説教師という意味で使用をします。
数えられる名詞です。
「professor」とは?
“professor”の主な意味は3つあります。
1つめは大学の教授です。
大学の教授の仕事は、教授が専門をする学問を生徒に教えることです。
また、研究をして、その成果を論文にまとめて、学会などに発表する仕事も行っています。
日本には、助手、准教授、主任教授などの種類があるのと同じで、米国にもこういった種類があり、下位から順に“assistant professor”,“associate professor”,“professor”といいます。
2つめの意味は技芸の師匠、スポーツの教師です。
技芸やスポーツなど特定の分野を究めようとする人に教える役割がある人が、師匠や教師です。
3つめの意味は、信念などの告白者です。
キリスト教で信仰を告白する人のこと指しています。
「professor」の使い方
教える人という意味があり、そういったことをしている大学の教授、技芸の師匠、スポーツの教師などの意味で使用します。
数えられる名詞です。
「lecturer」と「professor」の違い
教授という意味が似ていますが、“lecturer”は大学の非常勤講師、“professor”は大学の非常勤ではない教授のことを指しています。
それぞれの言葉が指すものは、地位が違うのです。
それぞれの言葉は教授以外の意味も持っており、“lecturer”は講演者、“professor”は技芸やスポーツなどを教える人を指しています。
まとめ
2つの言葉は、教える人のことを指しているいます。
しかし、何を教える人なのかということや、教える人の地位が違います。