「help」と「save」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「help」と「save」の違い英語

『助ける』という意味を表す“Help”“Save”

どちらも既にカタカナとして我々の生活に溶け込んでいる単語ですが、実はニュアンスが違うことはあまり知られていません。

簡単な単語ほど、実は奥が深いのが英語です。

“Help”“Save”の違いはその代表の一つです。

この記事では“Help”“Save”の違いを分かりやすく説明していきます。

「Help」とは?

一言で表現するとそのまま『助ける』です。

誰かが何かに困っていたり、手を貸してほしい時に使うのが、この“Help”です。

もちろんアクション映画などで出て来る様に生命の危機にある様な状況などの時にも使えます。

よくある女性がどこから落ちそうになっている時に“Help me!”と叫ぶシーンなどが一般的です。

この様に『助ける』に対して大枠で表現したい時に使えるオールマイティな動詞が“Help”です。


「Save」とは?

反対に“Save”はもっと厳密な意味が存在します。

この意味は『何か大切なものを無くさない様に保護する。』です。

ここから『助ける』という意味になります。

イメージしやすいのは、テレビゲームなどで『データをセーブする』という行為があると思います。

これは『大切なゲームの進行データを保護する。』ので“Save”を使います。

ビジネスでもエクセルやワードなどのオフィスアプリの英語版を使う時にも“Save”が使われるので是非注目してみましょう。

『助ける』という動詞で例を出すと、捨て犬や捨て猫などを保護するときに“Save”を使います。

また、医療ドラマや映画などで、母親が難しい手術を受ける子供を助けてほしい一心でドクターに“Please save him(her). ”と泣きながらお願いするシーンは定番だと思います。

これは正に『大切な命を危機から保護する』という意図がありますので、『Save』を使うのです。


「Blind」と「Blinded」の違い

この2つの違いは、『大枠で助ける、手伝う』場合と『何か大切なものを保護する』という背景を覚えていれば区別がつきやすくなります。

“Help”はどんな場合でも使える便利な単語。

“Save”はもう少し深刻で何か困難や災難から大切なものや人を保護してほしい時と覚えて頂ければ間違いありません。

会話の中で『Save』という単語を聞いたら、真剣な相談やお願いをされていると思ってください。

「Help」の例文

・『May I help you?』(どうなさいましたか? = 何か私にお手伝いできることはありますか?)
・『Could you help me carry all these packages into the room?』(この荷物全部を部屋に運ぶのを手伝っていただけませんか?)
・『Josh helped to fix my car. 』(ジョシュは私の車の修理を手伝ってくれた。)

「Save」の例文

・『We do fundraising for saving the children. 』(私たちは子供を救う為に募金活動をしている。)
・『My company was bankrupted despite all our effort to save. 』(我々の努力も空しく、私の会社は倒産してしまった。 = 我々の倒産から会社を守ろうという努力も空しく)
・『Mike saved my son from drowning. 』(マイクは溺れかけた私の息子を救ってくれた。)

まとめ

如何でしたでしょうか。

簡単だと思っていた単語のニュアンスの違いがよくご理解頂けたのではないかと思います。

この他にも『助ける』という単語は“Rescue”“Aid”“Support”“Assist”などまだまだあります。

それぞれニュアンスが微妙に違いますので是非調べてみて下さい。

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