「enable」と「allow」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「enable」と「allow」の違い英語

この記事では、“enable”“allow”の違いを分かりやすく説明していきます。

「enable」とは?

“enable”の意味は以下の通りです。

1つ目は「~ができるようにする」という意味で、ある動作が可能になることを言います。

2つ目は「力を与える」という意味で、人に権限を与えることを言います。

3つ目は「可能にする」という意味で、ある状況を実現させることを言います。

上記に共通するのは「その時点でできないことをできる様にする」という意味です。


「enable」の使い方

“enable”「~ができる様にする」「力を与える」「可能にする」という意味で使われます。

他動詞として使われ、自分から働きかけることには使われません。

基本的に、その時に出来ないことを何かしらの働きかけによりできる様にする時に使われる言葉です。


「allow」とは?

“allow”の意味は以下の通りです。

1つ目は「許可する」という意味で、人や物の存在や行動を許すこと言います。

2つ目は「認める」「承認する」という意味で、上の立場の人がそうして良いと言うことです。

3つ目は「支給する」という意味で、定期的に支払われることを言います。

4つ目は「~を考慮する」という意味で、あらかじめ見越しておくことを言います。

5つ目は「加味する」という意味で、最初から考えて追加したり差し引いたりすることを言います。

上記に共通するのは「これからそうすることと許可を出すこと」という意味です。

「allow」の使い方

“allow”「許可する」「認める」「支給する」「考慮に入れる」「加味する」という意味で使われます。

自動詞・他動詞として使われ、名詞形“allowance”「手当」「給料」という意味になります。

基本的に、上の立場の人が下の立場の人に対して何かすることを許容する時に使われる言葉です。

「enable」と「allow」の違い

“enable”「誰かが何かを可能にすること」という意味です。

“allow”「誰かが何かを許容すること」という意味です。

「enable」の例文

・『We should enable the children to read. 』
(子供でも読めるようにするべきだ)
・『The government enabled the import of semiconductors. 』
(政府は半導体の輸入を可能にした)
・『This prodcut enables to reduce of manpower. 』
(この製品は人員削減を可能にします)

「allow」の例文

・『I cannot allow my son to behave like that. 』
(私の息子にその様な態度を取らせてはおけない)
・『The company allow him one million yen a month. 』
(会社は彼に月100万円支給する)
・『No smoking alllowed!』
(禁煙!)

まとめ

今回は“enable”“allow”について紹介しました。

“enable”「可能にする」“allow”「許容する」と覚えておきましょう。

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