この記事では、“deny”と“defy”の違いを分かりやすく説明していきます。
「deny」とは?
denyは、de・nyという形で音節で区切って発音すべき言葉です。
日本語の意味としてdenyは、否定するとか関係がないと言う、拒むや与えないという意味を持っています。
更に denyingで現在分詞を、deniedで過去形と過去分詞を、denies出三人称単数現在を表す事が可能です。
「deny」の使い方
denyは持つ意味合いから、何かを否認したり否定する際に用いる事が多い言葉です。
実際に、否定するという意味をそのまま持っているので、罪等を否定したり否認する際にこのdenyという単語が用いられる事が多く見られます。
良く見られる使い方としては、deny doing~という形で~する事を否定する、という意味を表したりします。
「defy」とは?
defyは、de・fyと区切って発声すべき言葉です。
意味としてはdefyは、逆らうとか反抗する、ものともしないや無視するといった意味を持っています。
ちなみにdefyingという綴りで現在分詞を、defiedで過去分詞と過去形を、defiesで三人称単数現在を表す事が可能です。
「defy」の使い方
defyの使い方として多く見られるのが、ルールや法律、目上の人等の圧力等に逆らったり、無視するといった意味で用いる事だったりします。
ただしdefy gravityといった表現で重力に逆らうといった意味を表せる様に、法則に対しても逆らうという様な意味合いを示す事も可能です。
この様に非常に幅広い対象に、用いる事が可能な単語となっています。
「deny」と「defy」の違い
denyとdefyの2つの言葉は、綴りが似通っているためどっちがどっちだかごっちゃになってしまう人も珍しくありません。
実際に綴りを見比べれば分かる様に、nとfという1文字の違いしかないです。
もっともこの2つの言葉は、綴りは似ていますが持つ意味合いには明確な違いが見られます。
まずdenyは拒否する、とか拒むという意味を有する言葉として用いられているのです。
ですがdefyの方は、反抗するとか逆らうという意味であり、綴りは似ていても表す意味には違いが見られます。
「deny」の例文
・『She denied the suspicion』
・『I immediately denied his proposal』
「defy」の例文
・『You should not go defy government instructions』
・『His magic trick is completely defy gravity』
まとめ
2つの単語の綴りは、nとfの違いしかありません。
そのため混同してしまう人もいますが、持つ意味合いには明確な違いがあるのです。
denyは否認するという意味を持っているのに対し、defyは反発するという意味で用いるべき言葉となっています。
だからこそ意味の違いを理解すれば、混同せずに使い分けを行う事が可能です。