この記事では、“eschew”と“avoid”の違いを分かりやすく説明していきます。
「eschew」とは?
“eschew”には、控える、避けるという意味があります。
控えるとは、度を越さないように抑えることです。
“eschew”は、何かをすることが度を超さないようにすること、食べることが度を超さないようにすることを指しています。
ダイエットをしているときのことで考えてみます。
食べ過ぎれば摂取カロリーが増え、摂取した分のエネルギーを消費し切れないと、余った分が脂肪として体に蓄えられます。
体を維持するために食事をしっかり摂ることは大切ですが、度を越して食べていればやせることは難しいです。
そこで、ダイエットをするときには、食べ過ぎないように気をつけます。
今までケーキバイキングで5個も10個もケーキを食べていたら、度を越しているといえるでしょう。
これをケーキは1日1個までにすれば、食べる量を控えているといえます。
こういった、やりすぎないようにすることを“eschew”といいます。
避けるとは、不利益や不都合が生じると予想されるため、ある物事から遠ざかること、やらないようにすることです。
“eschew”は悪などを避けることを意味しています。
たとえば、人にいじわるをするのはよくないとされているので、悪といえるかもしれません。
こういったことをやらないようにすることを“eschew”は意味しています。
「eschew」の使い方
動詞で、控える、慎む、避けるという意味で使用をします。
度を越さないようにすること、何かを遠ざけることです。
「avoid」とは?
“avoid”の主な意味は3つあります。
1つめは、~することを避ける、近寄らないです。
血糖値が高い人は、医師から甘いものをあまり摂らないように指導されると思います。
きちんと指示を守る人なら、ケーキやアイスクリームなど甘いものを食べないようにすることでしょう。
この行為が「避ける」です。
あることをしないようにするという意味になります。
2つめは、回避する、予防するです。
好ましくないことが起こらないようにすることを意味しています。
たとえば、交通事故です。
交通事故は好ましくないもので、起こって欲しくないものです。
交通事故は、車の運転の仕方に気をつけていれば、ある程度防ぐことができます。
また、危険な状態になってしまっても、とっさの判断で大きな事故になることを免れることもあります。
このような行為が回避するです。
3つめは、法律で無効にするです。
取り消すことを意味しています。
「avoid」の使い方
動詞で避けるという意味で使用をします。
何かをしないようにするという意味です。
「eschew」と「avoid」の違い
避けるという意味が同じです。
しかし、“eschew”は悪などを避ける意味ですが、“avoid”は悪だけでなく、~することを避けるという意味で、2つの言葉の使い方に違いがあります。
“eschew”には行為や食物を控えるという意味がありますが、これは避けることとは違います。
度を越さないようにすることで、やらないようにすることではありません。
まとめ
2つの言葉は避けるという意味が同じですが、何を避けるのかという点に違いがあります。