この記事では、“spare”と“reserve”の違いを分かりやすく説明していきます。
「spare」とは?
“spare”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~に危害を加えないでおく」という意味で、相手の命などを助けてやることを言います。
2つ目は「~の目に遭わせない」という意味で、苦痛や労力から免れさせることを言います。
3つ目は「~を取っておく」という意味で、ある目的の為に持っておくことを言います。
4つ目は「時間を割く」という意味で、あることをする為に時間を取ることを言います。
5つ目は「~をなしで済ませる」という意味で、余分に終わることを言います。
上記に共通するのは「余分に確保しておく」という意味です。
「spare」の使い方
“spare”は「~に危害を加えないでおく「~の目に遭わせない」「~を取っておく」「時間を割く」「~をなしで済ませる」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われたり、形容詞として「予備の」「余った」「倹約した」などの意味で使われたり、名詞として「予備」「残り」などと使われ、「スペア」と日本語にもなっています。
基本的に、何かにをしないで済むことや、余分に確保しておく時に使われる言葉です。
「reserve」とは?
“reserve”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を取っておく」という意味で、保存しておくことを言います。
2つ目は「予約する」という意味で、約束して取り置くことを言います。
3つ目は「保留する」という意味で、出さずにしまっておくことを言います。
4つ目は「~を除外する」という意味で、そのままにしておくことを言います。
上記に共通するのは「あらかじめ取っておく」という意味です。
「reserve」の使い方
“reserve”は「~を取っておく」「予約する」「保留する」「~を除外する」という意味で使われます。
他動詞として使われたり、名詞として「取り置き」「蓄え」「予備」「保留」などの意味で使われます。
基本的に、何らかの目的であらかじめ取り除いて保管している時に使われる言葉です。
「spare」と「reserve」の違い
“spare”は「余分に確保しておくこと」という意味です。
“reserve”は「あらかじめ取り置いておくこと」という意味です。
「spare」の例文
・『Will you spare me a few minutes?』
(少しお時間頂けますか?)
・『She doesn’t spare herself. 』
(彼女は骨を惜しまない人だ)
・『I have no money to spare for you. 』
(君に貸せるお金はないよ)
「reserve」の例文
・『I reserved an airplane ticket. 』
(飛行機のチケットを予約した)
・『You should reserve a taxi. 』
(タクシーを予約した方がいいよ)
・『I will keep food in reserve. 』
(食料を備蓄しておこう)
まとめ
今回は“spare”と“reserve”について紹介しました。
“spare”は「余分に確保する」、“reserve”は「あらかじめ取り置く」と覚えておきましょう。