「seat」と「chair」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「seat」と「chair」の違い英語

英会話において「座席」「座る場所」を表す単語といえば、多くの人が“seat”“chair”という単語を思い浮かべることでしょう。

では、“seat”“chair”の使い分けをきちんと説明することができますか?
この記事では、 名詞の“seat”“chair”の違いを分かりやすく説明していきます。

「seat」とは?

「seat」とは「座るスペース」を指す名詞です。

名詞の訳としては「座席、自転車などの座部、議会の議席、中心地」などがあります。

1人用の座席だけでなく、2人掛けソファや大人数で座れるベンチような座席も「人が座る場所や空間」を表す場合には“seat”を使って表現することができます。


「chair」とは?

“chair”とは「座る椅子そのもの」を指す名詞です。

通常、「背もたれのある一人用の椅子」のことです。

ただし、乗り物や映画館での席の場合には、一人ずつの椅子であっても「人が座る場所や空間」を意味する“seat”を使います。

また、議長や司会者を“the chair”“chairman”とも言います。


「chair」の使い方

“chair”の色々な使い方を紹介します。

・an armchair(肘掛け椅子)
・a folding chair(折りたたみ椅子)
・a high chair(乳幼児の食事用の高さのある椅子)
・a wheelchair(車椅子)

「seat」の例文

・『Excuse me, is this seat free?』(失礼いたしますが、この席は空いていますか。)

・『Will you save a seat for me?』(私のために席を確保してくれませんか。)

・『Are there any aisle seats open?』(通路側の座席は空いていますか。)

・『Tokyo is the seat of the Japanese government. 』(東京は日本行政の中心地です。)

「chair」の例文

・『Ken put his hat over the back of kitchen chair. 』(ケンは帽子を台所の椅子の背に掛けました。)

・『I bought new chairs for my room. 』(自室用の新しい椅子を買いました。)

・『Take this chair, please. 』(どうぞこの椅子にお掛けください。)

・『She chairs the committee. 』(彼女はその委員会の議長を務めています。)

まとめ

「seat」「座るスペース」“chair”「座る椅子そのもの」を指す名詞です。

椅子の種類ではなく、「空間であるか」あるいは「座席そのであるか」によって使い分ける必要があります。

“seat”“chair”の違いを理解するには、例文を使って練習をすると早くマスターできますよ。

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