この記事では、“write”と“draw”の違いを分かりやすく説明していきます。
「write」とは?
“write”の主な意味は2つあります。
1つめは書くです。
文字や符号などをしるすことを意味しています。
たとえば、会社で「○○をお願い」と頼まれたとします。
忘れないようにするとき、付箋やメモ帳などに文字をしるすことでしょう。
この行為が書くです。
何を使って書くのかという意味は“write”自体には含まれておらず、メモ帳に書くことも、手帳に書くことも“write”ということができます。
また、何を使って書くのかとい意味も“write”という言葉自体には含まれておらず、ボールペンを使って書くことも、万年筆を使って書くこともいうことができます。
もう一つの意味は書き表すです。
いわれたことを紙に書くのは忘れないようにするためで、これは書き表すではありません。
書き表すとは、考えなどを文字や図ではっきりと示すことを意味します。
たとえば遺書の場合、自分が死んだ後にはどうして欲しいという意志が示されています。
手紙も自分の考えを示しているといえるでしょう。
「また遊びに来てください」などの言葉は、自分の考えであるといえます。
「write」の使い方
書くことについて使用をします。
紙に書くことについては、“on the paper”という語を伴います。
何に書くのかを表すときには、“in”や“on”の後に紙やノートなど書くものの名前がきます。
ペンで書く、万年筆で書くなど、書くための道具を表したいときには、“with”の後に書くために使う道具の名前がきます。
「draw」とは?
“draw”には、6つの意味があります。
1つめは手で軽く引くです。
カードを引く、くじを引く、ゴムを引くなどの意味になります。
2つめは引き連れていくです。
馬を連れて行くとき、綱を引っ張ります。
手で引っ張って連れて行くようなことを意味する言葉です。
3つめは線を引くです。
デッサンなどの線を引くことを主に意味しています。
4つめは注意や興味を引きつけるです。
5つめは引き出すです。
考えを引き出す、銀行でお金を引き出す、インスピレーションを引き出すといった意味になります。
6つめは引き分けるです。
試合で2者の得点が同じだった場合、勝ち負けを決めることができません。
この引き分けを意味する言葉です。
「draw」の使い方
複数の意味がありますが、引くことについて使用をします。
綱を引く、線を引く、興味を引くなどに使用する言葉です。
「write」と「draw」の違い
2つの言葉の似ている意味は、書くことについてです。
“write”は文字を書くことを主に意味しており、“draw”は絵画などの線を書くことを主に意味しています。
まとめ
書くという点で意味が似ている2つの言葉ですが、文字を書くことなのか、線を書くことなのかという点で意味が異なります。