この記事では、“watch”と“see”の違いを分かりやすく説明していきます。
「watch」とは?
“watch”には、4つの意味があります。
1つめは、じっと見るです。
野球が好きな人なら、テレビで野球を見るときに、何となく横目に見るのではなく、じっと見ることでしょう。
“watch”は自然と目に入ってくることではなく、意識を向けてじっと見ることを意味しています。
2つめは見張るです。
警察官が犯人が逃げないように見るときのような状態を見張るといいます。
このときも意識をしてじっと見ています。
子どもや病人を見守るという意味もあります。
言い方は悪いですが、子どもが危険な目にあわないようにするなどのために見張っているということができます。
3つめは気を付けるです。
体重に気を付ける、言葉遣いに気を付けるといった意味合いです。
体重に気を付けるときには、体重を意識して見るようになります。
これも注意して見ているということができます。
4つめは保護や祈りのために寝ずの番をするです。
保護のために寝ずの番をしているとき、保護する対象や周辺の状態をじっと見ています。
注意をして見ているといえるでしょう。
「watch」の使い方
注意をしてじっと見ることについて使用をします。
自然と目に入って来ることではなく、意識をして見ることです。
野球やサッカーなどの試合をテレビで見るとき、野球などが好きな人は意識してじっと見ます。
足元に気を付けるとき、足元に危険がないかじっと見ます。
こういった意識してじっと見ることについて使用する言葉です。
「see」とは?
“see”には、5つの意味があります。
1つめは目で見るです。
意識してじっと見ることではなく、自然と目に入ることを指しています。
2つめは約束して会うです。
面会をする、病人を見舞うといった意味合いになります。
人と会うとき、人の姿が目に入ります。
病人を見舞うとき、病人の姿が目に入ります。
約束して会うとは、人の姿が目に入るということができます。
3つめは見物する、鑑賞するです。
観光をしてどこかの場所を見たり、映画を観たりすることを意味しています。
楽しんでみるといった意味合いです。
4つめは確認するです。
玄関にやってきた人を確認する、窓の鍵がかかっているか確認するなどの意味になります。
これらの行動をするとき、対象となるものが目に入ります。
5つめは理解するです。
目で見るから目で知る、つまり理解するに広がった意味になります。
「see」の使い方
意識せずに目に入ることにも、意識して目に入ることにも使用される言葉です。
意識して見ることについては、じっと注意する意味合いではありません。
「watch」と「see」の違い
“watch”はじっと注意をして見ること、“see”は自然と目に入ることという点で違いがあります。
まとめ
どちらも見ることについての言葉ですが、意識してみるのか、意識せずに目に入るのかという点で意味が違っています。