「university」と「college」はどちらも大学を意味する英単語ですが、どのような違いで使い分ければいいのでしょうか。
今回は、「university」と「college」の違いを解説します。
「university」とは?
「university」とは、「規模の大きい総合大学」を意味する英単語です。
「university」の使い方
学術研究や高等教育を目的とする教育機関のことを「大学」といいます。
大学と和訳される英単語にはいくつかの種類がありそのうちの1つが「university」です。
「university」とは複数の学部や学科を持つ規模の大きな総合大学です。
卒業した者がさらに学ぶための大学院を持つことが多く、特定の分野に留まらず幅広く学問を研究する大きな大学を「university」といいます。
「college」とは?
「college」とは、「比較的規模の小さな大学」を指す英単語です。
「college」の使い方
学部や学科が多くの分野に広がっていない規模の小さな大学を指します。
基本的には4年間の教育のみで大学院を持たない大学を「college」と表現します。
「university」と「college」の違い
「university」と「college」の違いは「規模」です。
複数の学部や学科を持つ規模の大きな総合大学が「university」、学部や学科が多くはなく大学院を持たない小さな大学が「college」という基準で区別されています。
ただし「university」と「college」の区別は厳密なものではありません。
規模が大きくても伝統に従って「college」を名乗る大学もあれば新設で生徒数が少なくても「university」を名乗る大学もあります。
まとめ
「university」と「college」の違いは英語圏の人でもはっきり説明するのが難しいぐらい微妙な基準です。
基本的には大学が名乗っている名称に従えばOKです。