この記事では、“late”と“delay”の違いを分かりやすく説明していきます。
「late」とは?
“late”の意味は以下の通りです。
1つ目は「遅い」という意味で、時間に遅れている様子を言います。
2つ目は「遅咲きの」という意味で、遅れて成功する様子を言います。
3つ目は「遅くまで続く」という意味で、夜中まで続いている様子をいいます。
4つ目は「終わりに近い」という意味で、終盤に入っている様子を言います。
5つ目は「近頃の」という意味で、ものごとの最近の様子を言います。
上記に共通するのは「ある時間や時期より遅い様子」という意味です。
「late」の使い方
“late”は「遅い」「遅咲きの」「遅くまで続く」「終わりに近い」「近頃の」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、副詞として「遅れて」「夜更けまで」「近頃」「最近まで」という意味で使われ、「レイトショー」と日本語にもなっています。
基本的に、ある時間や時期を基準に考えて、それより遅い状態に対して使われる言葉で、「古さ」という基準で表した場合は「最新の」という意味になります。
「delay」とは?
“delay”の意味は以下の通りです。
1つ目は「遅れる」という意味で、時間に間に合わないことを言います。
2つ目は「手間取る」という意味で、何らかの事情でものごとが進まないことを言います。
上記に共通するのは「自分が遅れさせられている」という意味です。
「delay」の使い方
“delay”は「遅れる」「手間取る」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞として「遅延」「遅滞」「延期」という意味で使われたりします。
基本的に、何らかの事情により自分が遅らせられている時に使われる言葉です。
「late」と「delay」の違い
“late”は「ある時間や時期から遅れている様子」という意味です。
“delay”は「何かの理由により自分が遅れさせられている様子」という意味です。
「late」の例文
・『I am very sorry being late. 』
(遅れてすみません)
・『I can’t be late to the interview of recruiting. 』
(就職の面接に遅刻するわけにはいかない)
・『It’s too late. 』
(遅すぎた)
「delay」の例文
・『He is delayed by the traffic jam. 』
(彼は交通渋滞により遅れています)
・『The boss delayed his decision until he ruturned to office. 』
(彼は会社に戻るまで判断を延期した)
・『There was a thirty-miniute delay for the bus. 』
(バスに30分の遅れが生じた)
まとめ
今回は“late”と“delay”について紹介しました。
“late”は「ある時間より遅いこと」、“delay”は「遅れさせられている様子」と覚えておきましょう。