「think of」と「think about」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「think of」と「think about」の違い英語

この記事では、“think of”“think about”の違いを分かりやすく説明していきます。

「think of」とは?

“think of”の意味は以下の通りです。

1つ目は「~のことを考える」「~のことを想像する」という意味で、ある特定の人やものごとについて思いめぐらすことを言います。

2つ目は「~を思い出す」「~を忘れないでいる」という意味で、ある特定の人やものごとを常に記憶にとどめておくことをいいます」 3つ目は「~を思いつく」という意味で、あるものごとを発案することを言います。

4つ目は「~しようかと考えている」という意味で、ある動作をしたいと思う様子を言います。

5つ目は「~を~だと見なす」という意味で、あるものを別のものであるとして扱うことを言います。

上記に共通するのは「ある特定の人や物について考える」という意味です。


「think of」の使い方

“think of”「~のことを考える」「~を思い出す」「~を思いつく「~しようかと考えている」「~を~だと見なす」などの意味で使われます。

「think」は基本的に「考える」「思う」「思い出す」という意味で使われる動詞で、「of」「~に関する」「~について」という関係を表す前置詞です。

“think of”で、ある特定の人やものごとについて強く思うことを表します。


「think about」とは?

“think about”の意味は以下の通りです。

1つ目は「~のことをよく考える」という意味で、あるものごとについてしっかりと考えることを言います。

2つ目は「思いめぐらす」という意味で、あるものごとについてあれこれと様々なことを考えることを言います。

3つ目は「良いかどうか検討する」という意味で、あるものごとを実行すべきか、色々と考えることを言います。

上記に共通するのは「あれこれと考える」という意味です。

「think about」の使い方

“think about”「~のことをよく考える」「思いめぐらす」「良いかどうか検討する」などの意味で使われます。

“about”「~について」「~に関して」という意味の前置詞ですが、ある特定のものごとだけではなく、その背景なども含めて幅広い意味で使われます。

“think about”で、あるものごとについて、広くあれこれと思うことを表します。

「think of」と「think about」の違い

“think of”「特定の人やものごとを強く思うこと」という意味です。

“think about”「あるものごとについて、広くあれこれ思うこと」という意味です。

「think of」の例文

・『I can’t think of it. 』(思いつきません)
・『What do you think of it?』(感想は?)
・『I think of you. 』(あなたを想っています)

「think about」の例文

・『I will think about it. 』(考えとくよ)
・『I always think about the future. 』(私はいつも将来のことを考えている)
・『We should think about peace. 』(我々は平和について考えるべきだ)

まとめ

今回は“think of”“think about”について紹介しました。

“think of”「特定のことを考える」“think about”「幅広くあれこれと考える」と覚えておきましょう。

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