この記事では、「cinema」と「theater」の違いを分かりやすく説明していきます。
「cinema」とは?
映画館のことです。
映画をうつして観客に見せる施設のことを指しています。
映画は施設で見ることもできれば、自宅で見ることもできます。
自宅で見る場合は、DVDを使うことが一般的でしょう。
テレビに映し出しているということができますが、自宅で見ても、映画を見ている自宅のことを“cinema”とはいいません。
“cinema”は観客に見せるための常設の施設です。
自宅で見る場合は観客を呼ばずに見ることがあり、また常に映画を上映するための場所でもありません。
3Dで見ることができる映画館や4Dの映画館などがありますが、“cinema”はどの映画館のことも指しています。
また、“the”を伴い米国では上映されている映画のことも指す言葉です。
映画のジャンルには、ホラー、恋愛、ドラマ、ファンタジーなどさまざまありますが、“cinema”とだけいった場合は、どのような種類の映画なのかは意味に含まれていません。
「cinema」の使い方
映画を客に見せるためにスクリーンに映し出す、常設の施設のことを指して使用します。
このような施設には、全国展開している大きなものもあれば、個人が経営している小さなものもありますが、どのような規模のものについても使用することができます。
また、映し出される映像が2Dや3Dだったり、4Dのこともありますが、どのようなものについても、その施設のことを指して使用可能です。
「theater」とは?
劇場のことです。
演劇、映画、舞踊などを観客に見せるための施設のことを指しています。
どれも舞台があり、そこで繰り広げられるものを観客が見ます。
規模は意味に含まれていません。
“theater”は芝居、戯曲のことも指します。
役者などが演技をすることです。
劇場では役者が舞台で演技を行い、それを客が見ることになります。
また、英国では手術室の意味もあります。
「theater」の使い方
演劇、映画、舞踊などを観客に見せる施設のことを指して使用します。
“theater”という場合は芝居を見せる施設を指すことが多いです。
芝居のことも指して使用できます。
「cinema」と「theater」の違い
どちらも、スクリーンに映像を映し出して客に見せる施設のことを指しています。
しかし、“theater”は映像をスクリーンに映して見せる施設ではなく、芝居を見せる施設のことを指して使用することが多いです。
映像を見せる施設は“theater”よりも“cinema”が使用されます。
まとめ
映画をうつし出して観客に見せる常設の施設のことを指す2つの言葉です。
この意味では2つの言葉に違いはありませんが、“cinema”は映像を見せる施設の意味よりも、芝居を見せる施設の意味で使用されることが多い言葉です。