この記事では、「unique」と「special」の違いを分かりやすく説明していきます。
「unique」とは?
“unique”の主な意味は4つあります。
1つめは、唯一のです。
唯一とは、他にはないという意味です。
オリンピックのメダルのことで考えてみます。
5つの競技があり、そのうち4つの競技で銀メダルを獲得、1つの競技で金メダルを獲得したとします。
この場合は、唯一が指すのは金メダルです。
このオリンピックで唯一金メダルを獲得できた競技ということができます。
“unique”の2つめの意味は、匹敵するもののない、きわめてまれなです。
能力や価値などが肩を並べられるものがないといった意味合いになります。
悪い意味は含まれていません。
3つめは、ある状況や地域に特有のです。
高山地帯は平地とは環境が大きく異なり、平地では見られない植物が生育をしています。
その地域にだけしかないものもあります。
その植物は、その地域に特有であるということができます。
4つめは、他に可能性が考えられないです。
これらは形容詞での意味になります。
名詞の意味もあり、唯一の人・もの・ことという意味になります。
「unique」の使い方
一つのという意味合いで使用をします。
他に同じものはない、他に肩を並べるものがないといったことを指して使用される言葉です。
「special」とは?
“special”の主な意味は4つあります。
1つめは、特別のです。
他とはっきり違いがあることをいいます。
特別なプレゼントといった意味の「特別」です。
特別価格のような使われ方もします。
この場合は通常の価格とは、はっきりと違う価格という意味です。
2つめは、特別な思いのです。
大切な、親しいといった意味合いになります。
特別な思いのある場所、特別な友達などの使い方をします。
3つめは、独特のです。
独特とは、そのものだけが特別に持っていることです。
独特の才能というと、その人だけが特別に持っている才能、他の人にはない才能といった意味になります。
4つめは、専用のです。
人や目的などが、特別の、専用のという意味になります。
雑誌などの号外、特殊部隊などの、特別の、専用のことです。
これらは形容詞の意味で、名詞の意味もあります。
名詞だと、特派員、特別番組、レストランなどのおすすめ料理といった意味になります。
「special」の使い方
他とははっきり違うという意味合いで使用をします。
悪い意味での違いではなく、よい意味で使われることが多いです。
「unique」と「special」の違い
“unique”は唯一の、一つだけといった意味合いです。
“special”は他とは違うという意味合いです。
他と違うものは一つしかないことがありますが、“special”は一つだけという意味合いではありません。
まとめ
似たような意味合いですが、一方は唯一、もう一方は他とは違うという意味を持つ言葉で、それぞれの言葉の意味は異なります。