この記事では、“leave”と“left”の違いを分かりやすく説明していきます。
「leave」とは?
“leave”の主な意味は5つあります。
1つめは、人や物がある場所を去るです。
今、家にいたとします。
ある場所から去るとは、ここから外に出ることを意味しています。
家を出ること以外にも、東京を立つ、仕事に出かける、橋の横を通り過ぎるなども、“leave”の意味になります。
2つめは、人や物をある場所に残していくです。
人の場合だと置き去りにする、物の場合だと置き忘れるといった意味にもなります。
電車に傘を忘れてしまうことは珍しくありません。
朝に雨が降っていて傘をさしていたけれど、その後に雨がやんだときなどに忘れやすいです。
意図的な行為ではない、電車に傘を忘れるなども、“leave”の意味になります。
3つめは、人・物・事などを人・運などに託すです。
自分自身で判断をせずに人に判断をしてもらうこと、子どもを他の人に預かってもらうことなどを意味しています。
4つめは、人・物・事を放置するです。
放置とは、そのままにしておくことです。
台所を使ってそのままにする、車のエンジンをかけたままにする、トイレの電気をつけたままにするなどの放置を“leave”は意味しています。
5つめは、物や人を取り除くです。
遊園地などの施設では、一定年齢以下の子どもの料金は請求しないことが珍しくありません。
この、子どもは料金を支払う対象外のことを、子どもは料金の対象から除外するということができます。
こういった取り除くことが、“leave”の意味するものです。
「leave」の使い方
立ち去るという意味があります。
立ち去ることでその場に物や人を置いていくという意味になります。
こういった意味で使う言葉です。
「left」とは?
“left”とは、“leave”の過去形、過去分詞です。
過去形とは、現在よりも前の状態を表す形のことです。
日本語で説明をしてみます。
「見る」という動詞を過去形のすると、「見た」になります。
これは、今よりも前の時点で視覚に入れたという意味です。
今目の前にあることではありません。
このように、動詞の形を変えて過去を表します。
これと同じように、英語でも今よりも前の時点を表すときには、動詞の形を変えます。
立ち去る、残していくなどの意味を持つ“leave”を過去形にすると、“left”になります。
これで、立ち去った、残していったなどの意味になります。
過去分詞は、受け身や完了を表したり、形容詞の働きをする形の分詞の一種です。
「left」の使い方
立ち去った、残していったなど、現在よりも前の時点の動作を表すときに使用をします。
「leave」と「left」の違い
2つの言葉の違いは時間です。
“leave”は現在を表す言葉、“left”は過去を表す言葉です。
また、“left”は過去分詞でもあります。
まとめ
意味はほぼ同じ言葉なのですが、それぞれの言葉が指している時間が違います。