「broth」と「soup」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「broth」と「soup」の違い英語

アメリカなどで生活をされると耳にする“Broth”

料理をされる方からすると“はて?”というご経験はありませんでしょうか。

日本人にとって“Soup”はなじみがありますが、“Broth”とはあまり聞かない単語ではないかと思います。

どちらも食べ物を表す単語ではありますが、実ははっきりと違いが存在しています。

この記事では、“Broth”“Soup”の違いを分かりやすく説明していきます。

「Broth」とは?

単刀直入に言うと『スープのベースになる調味料』を表します。

少し詳しく説明しますと肉や野菜、魚介類などから『出汁』を取った物を“Soup Stock”もしくは“Stock”と言います。

これに塩などの味付けをしたものを“Broth”と呼びます。

イメージしやすいのはキューブ状のコンソメスープの元です。

これを“Broth”と呼びます。

海外では“Chicken Broth”“Beef Broth”などがスーパーでは売られています。

キューブ状に固められたBrothや日本の“ほんだし”の様な顆粒タイプや液状でパックに入ったものもよく販売されています。

調味料としては非常にスタンダードな部類になるのがこの“Broth”です。


「Soup」とは?

一方“Soup”は『料理そのもの』を表します。

野菜や肉類など何かしらの具材が入った液状の料理を指す単語です。

混同しやすいのは“Soup Stock”との違いですが、これは『みそ汁』と『出汁』ぐらいの差がありますのでイメージはしやすいと思います。


「Broth」と「Soup」の違い

料理人によっては“Broth”“Soup(Stock)”に厳密に違いがあると言います。

一般的には先ほど申し上げた通り、“Broth”は『調味料』“Soup”は『料理』、“Soup Stock”は『だし汁』という理解で問題ありませんがご参考までにご紹介します。

“Broth”は牛や鳥の肉と野菜に調味料や香辛料を付けた液体、または調味料の事を指します。

一方“Soup Stock”は肉や野菜に加えて『骨』も煮込む事で作られるだし汁の事を指します。

ですので“Vegetable Broth”とは呼んでも“Vegetable Soup stock”とは呼ばないという意見もあります。

実はネイティブの中でもこの2つはどちらが正解なのか意見が分かれています。

“Broth”“Soup Stock”は『スープのベース』、“Soup”は『料理そのもの』と言う認識があれば間違いありません。

まとめ

如何でしたでしょうか?
我々日本人にはあまり馴染みが無い単語なだけであって実はとても簡単な“Broth”“Soup”の違いがお分かり頂けたのではないでしょうか。

アメリカなどのスーパーでお買い求めの際は実際に手に取ってご覧になってみる事をお勧めします。

お店によっては調味料コーナーに置いておらず、缶のスープなどを置いているコーナーに置かれている場合もあります。

“Broth”と言う単語は少し発音がしにくく、店員さんにどこにあるのか尋ねると首を傾げる場合がありますがその場合は先ほどもご紹介した“Soup Stock”と言う表現に切り替えてみてください。

どちらも“スープのベース”ですので店員さんもすぐに理解をして案内をしてくれます。

ちなみに料理としての“Soup”もスーパーでは店舗で作って販売をしている場所も多いのでもしご興味があれば試してみてください。

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