この記事では、“energy”と“power”の違いを分かりやすく説明していきます。
「energy」とは?
“energy”の主な意味は3つあります。
1つめは、心身を動かす源、活動を生み出す力です。
このことは、元気、活力、活気ということができます。
元気がある・ない、元気そうだなどのことを指しています。
2つめは、文体や表現の力強さです。
力強さを出すためには、元気や活力が必要です。
元気や活力があれば、力強さを表現できます。
体を動かす力強さのことではなく、文章の様子や内面的なものを表したものの様子の力強さを意味しています。
3つめは、石油や太陽熱などのエネルギーです。
石油を使って電気を作り、電気が物を動かす力となります。
太陽の力を使って電気を作り、これも物を動かす力となります。
物体が仕事を成し遂げるために必要な力のことを指しています。
「energy」の使い方
力について使用をする言葉です。
心身を動かす力、活動を生み出す力、文章の力、物体が仕事をする力などのことをいいます。
名詞なので、力を出すという動詞としては使用しません。
また、物質が仕事を成し遂げるための力の意味では、何によるエネルギーなのかを表す言葉を伴います。
たとえば、太陽エネルギーの場合は“solar energy”となります。
「power」とは?
“power”の主な意味は5つあります。
1つめは、物理的な力です。
爆発力、腕力などの力のことを意味しています。
2つめは、物を動かすエネルギーです。
原子力発電、風力、電力などの力のことを意味しています。
3つめは、能力です。
能力は、何かを成し遂げる力のことです。
肉体的な力や精神的な力のことを意味しています。
4つめは、支配力です。
あるものが別のあるものに影響を及ぼして、束縛したり動かしたりすることをいいます。
これも力といえるでしょう。
5つめは、影響力です。
他に働きかけて、活動や考え方を変える力のことです。
「power」の使い方
力という意味で使用をします。
物理的な力、物を動かす力、何かを成し遂げる力、支配する力、影響を与える力などのことです。
“power”は名詞です。
どのような種類の力なのかを表す言葉を伴い使用されることがあり、例えば腕力の場合だと“muscle power”となります。
「energy」と「power」の違い
力という意味が似ているのですが、意味合いがやや違います。
“energy”は活動する源となる力のことです。
元気、活力、活気などのことをいいます。
一方、“power”は他に影響を与える力、他に働きかける力のことを指しています。
影響力、物理的な力、支配力などのことをいいます。
まとめ
力を意味する2つの言葉なのですが、どのような種類の力なのかという点で異なり、“energy”は元気や活力などの力、“power”は影響力、支配力、物理的な力などの力を意味しています。