この記事では、“paradise”と“heaven”の違いを分かりやすく説明していきます。
「paradise」とは?
“paradise”には、3つの意味があります。
1つめは、心配がなく安楽な状態のことです。
このような状態を極楽といいます。
天国と呼ばれる場所は、心配事がなく、この世では感じることができない美しい色や音があるといわれています。
まさに極楽の場所といえるでしょう。
“paradise”には、天国という意味もあります。
東洋には、桃源郷という世界があるという考えが存在しています。
桃源郷は平和で豊かな別天地で、極楽な場所ということができます。
“paradise”は桃源郷を意味する言葉でもあります。
これらはすべて、安楽で心配なことがない状態を指しています。
2つめの意味は、教会の玄関上の部屋です。
3つめの意味は主に東洋で、遊園地や動物園のことです。
遊園地にはさまざまな乗り物があり、そこで遊んでいるときには日々の嫌なことを忘れることができます。
また、夢の世界をテーマにした遊園地もあります。
動物園にも楽しみが広がっています。
動物たちを見たり、触れあったりしていると、楽しい気分になってくることでしょう。
天国ほどではないかもしれませんが、天国のような安楽の地が広がっています。
「paradise」の使い方
天国や極楽のこと、天国のような極楽な場所を指して使用をします。
桃源郷や遊園地などもそのような場所といえそうです。
天国、楽園を指して使用するときには、“P”と大文字にすることがあります。
「heaven」とは?
“heaven”には、3つの意味があります。
1つめは天国です。
天国は理想の世界で、そこで暮らすものにとって快適な環境が整っているとされています。
また、神や天使がいる世界ともされています。
歩行者天国という「天国」もありますが、“heaven”はこのような天国のことではなく、死後の世界の天国のことを主にいいます。
2つめの意味は、天国のような場所です。
天国は心配事がない、理想の世界です。
そのような場所を指しており、楽園といった意味になります。
3つめの意味は、天にも昇るようなうれしい気持ちです。
ものすごくうれしいことを表しています。
「heaven」の使い方
神や天使がいるとされる天上の世界のことを指して使用をします。
そのような世界を天国といいます。
天国は理想の世界で、天国に似ているような場所を指しても使用される言葉です。
「paradise」と「heaven」の違い
天国という意味では共通しているのですが、“paradise”は安楽な場所の意味合いがあり、“heaven”は神や天使がいるとされる天上の世界の意味合いがあります。
まとめ
天国という意味がある2つの言葉ですが、地上の楽園のことを指しているのか、天上の理想の世界のことを指しているのかという点に違いがあります。