この記事では、“eat”と“have”の違いを分かりやすく説明していきます。
「eat」とは?
“eat”の主な意味は3つあります。
1つめは、人間を含めた生物が食べものを噛んで飲み込むことです。
これは食べるという行為です。
オムライスをスプーンなどでとって口に運び、口の中に入れて噛み、飲み込む。
このような行為を食べるといいます。
スープは口で噛まずに飲み込んでしまうことがありますが、スープを口に含んで飲み込むことも“eat”といいます。
スープは直接器に口をつけず、スプーンなどですくって口に含みます。
ジュースや水など、容器に直接口をつけて口に含み、飲み込むものは、“eat”ではありません。
2つめの意味は、害虫が物を食べるです。
シロアリは家の木材をダメにしてしまう害虫です。
木材を食べて栄養を摂取しています。
シロアリの食べ方は、乱暴に食べて損害を与えているといえるでしょう。
このような食べ方のことを食い荒らすといいます。
こういったことから、“eat”は食い荒らすという意味にもなります。
3つめの意味は、物や組織などが飲み込むです。
家が炎に包まれている様子は、炎が家をのみ込んでいるようです。
このような状態を意味します。
「eat」の使い方
食べるという意味で使用をします。
人間や動物が食物を噛んで飲み込むこと、害虫が食い荒らすこと、物や組織などが飲み込むことをいいます。
「have」とは?
“have”には、5つの意味があります。
1つめは、人が物を所有する、手に持つです。
今手でバッグのとってを握っています。
このことは、バッグを持っているということができます。
このような、持つを意味する言葉です。
2つめは、義務として持つです。
やらなければならないことを持っているという意味になります。
たとえば、やることがある、帰らないといけないなどです。
3つめは、あることを経験する、体験するです。
実際に見たり、聞いたり、やってみたりすることを意味しています。
たとえば、健康診断を受ける、楽しいときを過ごすなどです。
4つめは、ある状態にしておくです。
テレビをつけっぱなしにしておく、背を向けた状態で立っているといったことです。
5つめは、人が何かをするです。
食事をする、体を洗う、子を産むといったことです。
「have」の使い方
さまざまな意味がありますが、共通しているのは持つという意味です。
物を手に持っている、あることを自分のものとして持っている、やらなければならないことを持っているなどについて使用をします。
「eat」と「have」の違い
2つの言葉で似ているのは、食べるという意味です。
朝食を食べるというときには、どちらの言葉も使えるのですが、直接容器に口をつけて飲むものは、“eat”は使用せず、“have”を使用します。
使い方に違いがあります。
まとめ
食べるという意味が似ている2つの言葉で、違いは使い方です。