「country」と「nation」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「country」と「nation」の違い英語

この記事では、「country」「nation」の違いを分かりやすく説明していきます。

「country」とは?

「country」は(カントリー)と発音します。

「カントリーソング」「フレンチカントリー」「クロスカントリー」「カントリークラブ」などのように、日本でもよく目にしたり耳にしたりする言葉です。

「田舎」「田園」「国」「国家」「祖国」「故郷」を意味しており、地理的な側面からみた国土や領土と関係している単語です。


「country」の使い方

“country”の使い方の例ですが、田舎暮らしと表現したい場合には“living in the country”で、工業国なら“an industrial country”となります。

またアジアの国々は“Asian country”、ヨーロッパの国々は“European country”になります。


nation」とは?

「nation」は(ネーション)と発音します。

この言葉は「国」「国家」「民族」「国民」を意味しています。

ラテン語で「生まれ」を意味する「ナティオ」に由来している名詞で、「national」(ナショナル)は形容詞になります。

「ナショナルチーム」「インターナショナル」などのように「ナショナル」という言葉は日本でもお馴染みの言葉です。

ちなみに“United Nation”(ユナイテット ネーション)は国連のことです。

「nation」の使い方

“nation”民族を表すときには“nation”を使いますが、その一例が“The Jewish nation”(ユダヤ民族)です。

また“nation”が国家を表一例としては“a civilized nation”(文明国家)があります。

「country」と「nation」の違い

“country”“nation”の違いを、分かりやすく解説します。

“country”“nation”はどちらも国や国家と訳すことができる英単語ですが、ニュアンスには違いがあります。

“country”が土地を軸とした考えた国であるのに対して、“nation”は国民を軸として考えた国として使われます。

つまり“country”は地理、“nation”は国民または民族と覚えておけば、間違えることもありません。

そしてこれは英語で書かれている書類などを見るとよく理解できるはずです。

出生国は“country of birth”“country”が使われていて、そして国籍は“Nationality”となっています。

まとめ

“country”“nation”は英和辞書で調べると、日本語ではどちらにも「国」「国家」と書かれています。

そのために深く考えずに、このふたつの単語を使っている人もいるようです。

しかしその意味に注目すると、それぞれが表していることには違いがあるのに気づくはずです。

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