この記事では、「cook」と「chef」の違いを分かりやすく説明していきます。
「cook」とは?
“cook”の主な意味は3つあります。
1つめは、料理するです。
料理といっても、サラダのように食材を洗って切るだけのものもあれば、焼いたり煮たりなど火を通すものもあります。
この言葉は、主に火を通して料理することを指しています。
2つめは、人肌を焼く、うだるです。
太陽は熱を持っており、太陽の熱が直接肌にあたると肌が焼けます。
うだるとは、暑さでぐったりする状態のことです。
これらは熱による作用といえます。
3つめは、作りあげるです。
本当でないことを作りあげるという意味です。
寝坊をして約束の時間に遅れてしまったとき、約束した相手に本当のことを伝える人もいれば、本当でないこと、例えば電車が遅れたなど伝える人もいます。
“cook”が意味しているのは、後者の態度です。
これらは動詞の意味で、“cook”には名詞の意味もあります。
名詞の意味では、料理人という意味になります。
「cook」の使い方
何かを作るという意味で使用をします。
その何かとは、料理やうそなどです。
手を加えて作ることを意味しています。
たとえば料理の場合だと、食材を切って、火を通して、味付けをしてなど、手を加えています。
名詞の意味では数えられる名詞になります。
「chef」とは?
“chef”とは、コック長、料理長のことです。
「長」には多くの人の上に立つという意味があります。
つまり、“chef”は料理をする人たちの中でも上の人という意味になります。
比較的大きく、何人もの従業員を雇っている飲食店では、料理をする人たちをまとめる存在がいます。
その人が料理長です。
多くの人たちに指示を出したり、全体の統率をはかったりします。
この人のことを指す言葉です。
これは名詞の意味で、動詞の意味はシェフとして働くになります。
「chef」の使い方
料理をする人のことを指して使用をします。
家庭の料理を作る人のことではなく、多くの料理人がいて、その中でも一番上の人のことを指しています。
人は数えることができるので、“chef”は数えられる名詞です。
「cook」と「chef」の違い
名詞の意味はほぼ同じで、どちらも料理人のことを指しています。
しかし、料理をする人という点では同じですが、その人が置かれている状況が違います。
“cook”は一般の従業員の料理人のことを指しているのに対し、“chef”は料理をする人の中でも一番上の人を指しています。
また、“cook”は動詞として使われることの方が多くあります。
料理を作る、うそを作るなど、何かを作るという意味を持つ言葉です。
まとめ
どちらの言葉にも料理を作る人という意味がありますが、料理を作る人の立場が違います。
また、“cook”は動詞の意味を複数持っており、こちらの意味で使用されることが多いです。