この記事では、「argue」と「fight」の違いを分かりやすく説明していきます。
「argue」とは?
“argue”の意味は以下の通りです。
1つ目は「議論する」「論争する」という意味で、対立している相手と言い争うことを言います。
2つ目は「主張する」という意味で、根拠となるところを強く伝えることを言います。
3つ目は「説き伏せる」という意味で、相手を説得することを言います。
4つ目は「証拠を示す」という意味で、誰もがはっきりと分かる様に説明することを言います。
上記に共通するのは「意見が対立している相手と徹底的に話し合う」という意味です。
「argue」の使い方
“argue”は「議論する」「主張する」「説き伏せる」「証拠を示す」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“argument”になります。
基本的に、意見が対立している相手を説得する為に言い争う時に使われる言葉です。
「fight」とは?
“fight”の意味は以下の通りです。
1つ目は「争う」「戦う」という意味で、敵と実際に殴り合ったりすることを言います。
2つ目は「勝負する」という意味で、競技として敵と表そうことを言います。
3つ目は「ケンカする」という意味で、相手と対立して争うことを言います。
4つ目は「闘争する」という意味で、訴訟を起こすなど公的に対立することを言います。
上記に共通するのは「対立している相手と争う」という意味です。
「fight」の使い方
“fight”が「争う」「勝負する」「ケンカする」「闘争する」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として「fight/fought/fought」と不規則変化で使われ、名詞として「戦い」「ケンカ」「格闘」「戦意」「闘志」などの意味で使われ、「ファイト」と日本語にもなっています。
基本的に、敵に勝つ為に実際に戦ったり、争ったりすることで、相手を説得するという意味はありません。
「argue」と「fight」の違い
“argue”は「対立する相手を説得する為に言い争うこと」という意味です。
“fight”は「敵を打ち負かす為に戦ったり争ったりすること」という意味です。
「argue」の例文
・『We have no time to argue with that. 』
(それについて議論の余地はありません)
・『I don’t want to argue with her because she has a silver tongue. 』
(彼女は雄弁なので言い争いたくない)
・『I argued with my friend about Japanese culture. 』
(私は友人と日本の文化について論争した)
「fight」の例文
・『I had a fight with friend. 』
(友達とケンカした)
・『What are they fighting about?』
(彼らは何をもめているんですか?)
・『The kids fought about the result of the game. 』
(子供たちはゲームの勝敗でケンカした)
まとめ
今回は“argue”と“fight”について紹介しました。
“argue”は「相手と論争する」、“fight”は「敵と戦う」と覚えておきましょう。