この記事では、“get”と“take”の違いを分かりやすく説明していきます。
「get」とは?
“get”の意味は数多くありますが、主なものは「以下の通りです。
1つ目は「~を得る」「~を手に入れる」という意味で、自分のものにすることを言います。
2つ目は「もらう」「受ける」という意味で、与えられたものを自分のものにすることを言います。
3つ目は「~に至る」「着く」という意味で、ある地点に到着することを言います。
4つ目は「理解する」「気付く」という意味で、頭で認識することを言います。
5つ目は「ある状態になる」という意味で、状況の推移を表します。
上記に共通するのは「ある状態が自分に生じる」という意味です。
「get」の使い方
“get”は「~を得る」「~を手に入れる」「もらう」「~に至る」「理解する」「ある状態になる」 自動詞・他動詞として「get/got/gotten」と不規則変化して使われ、「ゲットする」など日本語にもなっています。
基本的に、自分の元にやってきたものを手に入れたり、ある状態になる時に使われる言葉です。
「take」とは?
“take”の意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「手に取る」「捕らえる」という意味で、手でしっかりとつかむことを言います。
2つ目は「獲得する」「手に入れる」という意味で、努力して自分の物にすることを言います。
3つ目は「~を持っていく」「連れて行く」という意味で、人や物を別の場所に連れて行くことを言います。
4つ目は「費やす」「要する」という意味で、時間や労力などを使う様子を言います。
5つ目は「解釈する」「理解する」という意味で、ものごとを頭で判断することを言います。
上記に共通するのは「自分で取り込む」という意味です。
「take」の使い方
“take”は「手に取る」「捕らえる」「獲得する」「~を持っていく」「費やす」「解釈する」などの意味で使われます。
自動詞・他動詞として「take/took/taken」と不規則変化して使われ、「テイクアウト」など日本語にもなっています。
基本的に、自分から行動を起こして手に入れたり、移動させたりする時に使われる言葉です。
「get」と「take」の違い
“get”は「自分の近くに来たものを獲得すること」「ある状態になること」という意味です。
“take”は「自分から行動して手に入れること」「自分で移動させること」という意味です。
「get」の例文
・『How did you get it?』(どうやってそれを手に入れたの?)
・『I have to get a umbrella. 』(傘を手に入れなきゃ)
・『Get ready?』(準備はいいかい?)
「take」の例文
・『I’ll take you to the station. 』(駅まで連れて行ってあげるよ)
・『She took a golden prize. 』(彼女は金賞を獲得した)
・『It takes 10 minutes driving. 』(車で10分かかります)
まとめ
今回は“get”と“take”について紹介しました。
“get”は「近くにきたものを得ること」、“take”は「積極的に取ること」と覚えておきましょう。