この記事では、“disregard”と“ignore”の違いを分かりやすく説明していきます。
「disregard」とは?
“disregard”には、2つの意味があります。
1つめは、注意を払わない、無視をするです。
気をつけていない、用心していないという意味になります。
横断歩道を渡っていいのは、信号が青になっているときです。
しかし、横断歩道が赤になっているにもかかわらず、道路を車が通っていないからと渡ってしまう人がいます。
この人は、止まれを意味する赤信号に注意を払っていない、ないものとみなしているといえます。
こういった行為が“disregard”です。
もう一つの意味は、軽視する、おろそかにするです。
軽く考えて価値や影響力を認めないこと、軽く扱ってまじめに取り組まないことを意味しています。
学生にとって勉強をすることは大切です。
将来やりたいことがあるなら、そのことを学生のうちに勉強しておくことで、夢に近づくことができます。
しかし、学生は遊びたい年齢でもあります。
勉強をする価値を認めず、遊んでばかりのことがあります。
こういった行為が軽視する、おろそかにするであり、“disregard”です。
「disregard」の使い方
気をつけないこと、軽く見て価値や影響力を認めないことについて使用をします。
たとえば、危険なのに信号を無視する、大切なのに人命を軽視するなどについて使うことができます。
「ignore」とは?
“ignore”には、3つの意味があります。
1つめは、故意に無視する、黙殺するです。
わざとあるものをないかのように見たり、みないことにして取り合わないことを意味しています。
好意で注意をしてくれる人がいます。
しかし、注意される側としては、その注意はうるさく、余計なお世話だと思ってしまうことがあります。
注意をうるさいと感じたとき、わざと注意を聞かなかったことにしてしまいがちです。
このことは、注意を無視するということができます。
こういった行為が“ignore”です。
わざと見なかったことにするのは、見て見ぬふりをする、気づかないふりをするということもできます。
2つめは、重要なことを見落とすです。
見ていながらも気づかないことを意味しています。
物事の本質にかかわるような大きな事柄についていいます。
3つめは、法律で承認しないです。
「ignore」の使い方
“ignore”のもともとの意味は知らないです。
見ても知らないことにしてしまう、つまり故意に無視する、黙殺する、見なかったことにするという意味で使用をします。
「disregard」と「ignore」の違い
無視するという意味が似ている2つの言葉ですが、ニュアンスが違います。
“disregard”の場合は、軽視をしていて見なかったことにすることを意味しています。
一方、“ignore”は知らないという意味合いがあります。
まとめ
2つの言葉は無視するという意味が似ていますが、軽視をしていて無視するのか、知らないふりをするのかという点で意味合いが違います。