この記事では、“disturb”と“interrupt”の違いを分かりやすく説明していきます。
「disturb」とは?
“disturb”には、2つの意味があります。
1つめは、仕事や睡眠などの邪魔をするです。
物事の進行や、やっていることに支障が起こるようにすることを意味しています。
眠っているとき、大きな音を立てられると眠りから覚めてしまいます。
眠るという行為に支障が出るのです。
自宅で仕事をしていると、飼い猫がキーボードの上に乗っかってくることがあります。
キーボードの上に乗っかられてしまうと、キーボードの操作をすることができず、仕事の進行に支障がでます。
このようなことを意味する言葉です。
また、仕事などに支障が出るようなことをされると、物事が混乱した状態になることがあります。
このことから、“disturb”は政治や治安をかき乱す、混乱させるという意味にもなります。
もう一つの意味は、物の位置を動かすです。
テーブルの上にあったペンをキッチンのカウンターに置く、こういったことが物の位置を動かすです。
テーブルの上に置いたはずのものが別の場所に動かされてしまうと、どこに行ったのかわからず困ることがあります。
書類など大切なものの場合は特に困ります。
“disturb”が意味するものの位置を動かすには、迷惑なニュアンスがやや含まれています。
「disturb」の使い方
仕事や睡眠などに支障が起こるようにすること、差し支えが出るようにすることについて使用をします。
このことは、邪魔をする、妨害をするということができます。
勝手に物の位置を動かされると支障が出ます。
そういったことから、物の位置を動かすという意味でも使用されます。
「interrupt」とは?
“interrupt”には、2つの意味があります。
1つめは、中断する、分断する、破るです。
続いていた流れが途中で切れること、線や面を切り離すこと、静寂をかき乱すことなどを意味しています。
一本の線があります。
この線のどこかに別の線を引くと分断することができます。
これは、一本の線の途中に別の線が割り込んで分断されたということができます。
“interrupt”は、割り込むという意味を持っている言葉で、割り込んで途切れさせる、割り込んで破るなどのことを意味しています。
もう一つの意味は、仕事や活動などを中断させる、人の邪魔をするです。
割り込んで中断させたり、割り込んで邪魔をすることを意味しています。
「interrupt」の使い方
割り込んで分断する、割り込んで破る、割り込んで中断させるなどについて使用をします。
「disturb」と「interrupt」の違い
邪魔をするという意味が似ていますが、2つの言葉はニュアンスが違います。
“disturb”は支障がでるという意味合いがある言葉です。
一方、“interrupt”は割り込むという意味合いがある言葉です。
その点に違いがあります。
まとめ
邪魔をするという意味を持つ2つの言葉ですが、支障がでる意味合いなのか、割り込む意味合いなのかという点に違いがあります。