この記事では、“audience”と“spectator”の違いを分かりやすく説明していきます。
「audience」とは?
“audience”は、audioという言葉から派生した英単語で意味は視聴することや観客という意味です。
その為、見る行為と聞く行為の両方を大事にしている参加型プログラムを「audience」と呼びます。
これは、クイズ番組などの視聴者のことを意味し、クイズ番組の視聴者はすべて「audience」となり観客と言われます。
「audience」の使い方
“audience”は見ることと聞くことを重視した視聴者のことを言い表す場合に使用します。
では、ラジオを聴いている人たちはどうなるかですが、ラジオは、実は見る行動をとっておらず音声を聞くことのみに注力していますので“Listener”と呼び、聞き手という表現になります。
「spectator」とは?
“spectator”は、視聴者や観客という意味を持つ英単語です。
“audience”と被っているように見えますが、異なる点があり、こちらは見ることのみに注力していて、スポーツ観戦者などを意味します。
何故なら、スポーツ観戦者は、主にプレイヤーを見ることで内容を把握し、プレイヤーが発する言葉は別に聞き入れる必要性が無く、むしろ観客席とプレイヤーは離れた距離にあるため、声すら聞こえないです。
ですので“spectator”は視聴することに力を入れたものです。
「spectator」の使い方
“spectator”は、視聴のみに重点を置いている観客を意味する言葉として使用する単語です。
簡潔に言えば、スポーツ観戦者が“spectator”という英単語に該当する者たちとなります。
「audience」と「spectator」の違い
“audience”と“spectator”の違いは、両者ともに視聴者でありながら、見る行為と聞く行為の両方を重要としているか、見るだけの行為を重要としているかという違いです。
“audience”は見る行為と聞く行為が重要で、“spectator”のように見る行為だけを重要としていない点です。
まとめ
“audience”と“spectator”の違いは、見る行為と聞く行為の両方を重要とするか、見る行為だけを重要とするかです。
“audience”は観客や視聴者に当たりますが、対象となるものを見て聞くことで初めて観客となります。
特に、クイズ番組などで視聴者参加型のものは“audience”です。
一方、聞く行為だけを重視すれば、ラジオで言う“Listener”という扱いになり、意味は聞き入る者たちとなります。
そして、“spectator”はスポーツ観戦をしている人物たちを意味し、見る行為だけでも成立する観客や視聴者を意味するのです。
その為、両者の違いは、見る行動や聞き入るという行動の両者があって成立するか、別に見るだけでも成立するという違いが生まれるのです。
もちろん、聞くだけでも成立する番組もあり、そうしたものはラジオが該当し、“Listener”が参加者となります。