“aunt”と“auntie”はどちらも「叔母」を意味する英単語ですが、ニュアンスが異なるため使用する際は注意が必要です。
双方の詳細な意味や用法を学んで、適切に使い分けられるようになりましょう。
この記事では、“aunt”と“auntie”の違いを分かりやすく説明していきます。
「aunt」とは?
“aunt”は父母の姉妹にあたる「叔母」や「叔父の妻」「叔母さん」を意味する単語です。
日本では父母の妹を「叔母」、父母の姉を「伯母」と表記しますが、英語ではどちらの場合も“aunt”と記します。
また、血縁関係のない親しい年長の女性に対して「おばさん」と呼びかける際に使用されることもあります。
「auntie」とは?
“auntie”は“aunt”の変化形で「父母の姉妹」「叔母」の意味がありますが、小さな子どもなどが親しみを込めて「叔母ちゃん」と呼ぶ際に使用されます。
また、“aunt”と同じく血縁関係はないが親しい年長の女性に対して用いられるケースもあります。
「aunt」と「auntie」の違い
“aunt”と“auntie”は双方とも「叔母」を意味する単語ですが、ニュアンスや使用するシチュエーションに違いがあります。
“aunt”は叔母を指す最も一般的な表現とされ、フォーマルな場でも使用できます。
一方、“auntie”はより親しみを込めた呼び方になりますが、子どもが使うイメージがあるためカジュアルでインフォーマルな意味合いがあります。
次に、“aunt”と“auntie”の違いを分かりやすく解説します。
「aunt」の例文
“aunt”は「父母の姉妹」「叔母」を意味するポピュラーな単語で、公私を問わず様々な場面で使用できます。
なお、名前に付けて使用する際は頭文字を大文字にしましょう。
・“My aunt is good at knitting.”(私の叔母は編み物が上手だ)
・“I have become an aunt because my older sister had a baby last week.”(先週姉が出産したので私は叔母になった)
・“We want to meet Aunt Emily.”(私たちはエミリーおばさんに会いたい)
「auntie」の例文
“auntie”は、より親しみや愛情を込めて叔母を呼ぶ際に使用します。
特に親しい間柄では大人でも使用することがあるようですが、子どもがよく使うイメージがあるため用いるシーンに注意しましょう。
・“My auntie is going to stay with us this weekend.”(叔母ちゃんが今週末うちに滞在する予定だ)
・“My auntie gave me a Christmas present!”(叔母ちゃんがクリスマスプレゼントをくれた)
・“We remember well about Auntie Akemi.”(私たちはアケミおばちゃんのことをよく覚えている)
まとめ
“aunt”と“auntie”は共に「叔母」を指しますが、親愛の度合に違いがあるため使う場面に配慮しましょう。
家族や親せきに関連する英単語にも様々な種類や使い方があることが分かります。
ぜひ参考にして英語表現力アップに役立ててください。