“maybe”と“perhaps”は「たぶん」「おそらく」を意味する英単語で、英語学習にもよく登場します。
双方とも同じような意味を持つ単語ですが、どのように使い分けたらいいか迷う場合もあるでしょう。
この記事では、“maybe”と“perhaps”の違いを分かりやすく説明していきます。
“maybe”とは?
“maybe”は「たぶん」「もしかして」「おそらく」「ことによると」などの意味を持ち、副詞としてのみ使用されます。
また、「もしかすると~かもしれないが」といった意味もあるほか、「できれば」という意味で要望を柔らかく伝える際などにも用いられます。
“perhaps”とは?
“perhaps”には「たぶん」「おそらく」「ことによると」といった意味があり、副詞としてのみ使用されます。
上記のほかに、「もしかして」や要望をソフトに伝える「できましたら」「もし可能であれば」などの意味で使われることもあります。
“maybe”と“perhaps”の違い
“maybe”と“perhaps”は意味もニュアンスも非常によく似ており、どちらも「可能性はあるものの確実ではない」状態を指します。
割合で例えると、“maybe”と“perhaps”は3割から5割程度の確実性が期待できるイメージです。
文法的な使い方にも共通点が多く、文の冒頭で多用されたり、質問に対しての応答を一言で表現できたりします。
異なる点といえるのは、“perhaps”の方が論文などフォーマルな場面で使用されることが多い点です。
次に“maybe”と“perhaps”の違いを、分かりやすく解説します。
“maybe”の例文
“maybe”は比較的カジュアルな印象があるため、日常会話などで気軽に使用できます。
・“Maybe they will go, and maybe they will not.”(彼らは来るかもしれないし、来ないかもしれない)
・“Do you think it will be sunny tomorrow?”(明日は晴れると思う?)“Maybe.”(たぶんね)
“perhaps”の例文
“perhaps”の使い方は“maybe”と似ていますが、やや改まった印象があるためフォーマルな場面で使用するケースもあります。
・“Perhaps the plane has been delayed.”(たぶんその飛行機は遅れている)
・“Will she come on time tomorrow?”(彼女は明日時間通りに来るだろうか)“Perhaps.”(おそらくね)
まとめ
“maybe”と“perhaps”は意味も用法もとても良く似た単語ですが、日常の英会話には“maybe”が使いやすいかもしれません。
両者について改めて学ぶことで、英語をさらに深く理解することにつながるでしょう。
ぜひ英語学習の参考にしてください。