この記事では、「値段」と「価値」の違いを分かりやすく説明していきます。
「値段」の英語
英語で「値段」を“price”と表現をします。
「値段」とは、品物を売買するときの金額のことです。
スーパーに行くと、キャベツが100円、牛乳が200円など、金額がつけられています。
衣料品店、ドラッグストア、家電量販店などでも、品物に金額がつけられています。
この金額のことを「値段」といいます。
品物を手に入れるためには、金銭を支払わなければなりません。
品物を作るには、原料を仕入れるための費用、人件費などがかかっています。
そういったことを考慮して「値段」が決められています。
“price”は品物の価値を表しています。
品物の価値を表したものが「値段」です。
人間は品物ではないので、“price”は人間の価値のことは意味していません。
「値段」の英語の使い方
“price”は品物の「値段」のことで、売られているものなら、本、食品、家電製品、車など、さまざまな物につけられている売買するときの金額を指して使用することができます。
「価値」の英語
英語で「価値」を“value”や“worth”や“merit”と表現をします。
「価値」とは、そのものがどれくらい役に立つかの度合いのことです。
品物には金額がつけられています。
この金額は、その品物がどれくらい役に立つかの度合いを考慮してつけられています。
これを金銭的な物の「価値」といいます。
金銭的な物の「価値」は“value”と表現をします。
「価値」は品物にだけあるのではありません。
たとえば、「この本は読む価値がある」というときには、「この本は読むに値するほど役に立つものだ」といった意味になります。
これは、金額で表すことはできません。
こういった金額で表せない「価値」は“worth”と表現をします。
“merit”は賞賛にあたいするといった意味の「価値」です。
賞賛とは、ほめたたえることです。
「この学生は賞賛にあたいする」などの「価値」を“merit”は意味しています。
「価値」の英語の使い方
「価値」とは、そのものの役に立つ程度のことです。
品物の「価値」は金額で表すことができ、英語では“value”と表現をします。
“worth”も品物の「価値」を指して使われることがありますが、精神的な「価値」を指して使うこともあります。
“merit”は賞賛にあたいするという意味の「価値」です。
「値段」と「価値」の英語の違い
「値段」を意味する英語の“price”と、品物の「価値」を意味する“value”は意味が似ているように感じますが、やや意味合いが異なります。
“price”は円やドルなどで表すことができるものです。
一方、“value”は円やドルなどで表せるものだけでなく、有用性といった意味もあります。
まとめ
「値段」とは品物の「価値」のことで、英語では“price”や“value”と表現をします。
しかし、この2つの言葉はやや意味合いが異なります。
金銭のことだけを指しているのか、有用性の意味も含まれているのかといった点に違いがあります。