この記事では、“acquire”と“obtain”の違いを分かりやすく説明していきます。
「acquire」とは?
“acquire”には、3つの意味があります。
1つめは、権利や財産などを自分のものにするです。
取得する、獲得するということができます。
土地は財産です。
遺産として土地を手に入れる、売りに出されていた土地を費用を支払って手に入れるなどは、土地を取得するということができます。
“acquire”という言葉自体には、どのようは方法で取得・獲得するのかという意味は含まれていません。
“acquire”は技術や習慣などを取得することも意味しており、技術については「取得する」よりも「習得する」というのが一般的です。
2つめは、評判などを手に入れる、地位や名誉を得るです。
評判については、何かの行動をした結果手に入れるという意味になります。
何もしなくて評判が立つことではありません。
3つめは、目標をレーダーなどでとらえるです。
軍事行動のことで、レーダーなどでとらえることを意味しています。
「acquire」の使い方
あるところに到達をして手に入れるという意味で使用をします。
ドイツ語を習得する、土地を取得する、地位を得るなどは、あるところに到達をして手に入れるということができます。
“acquire”は動詞で、“acquire”の後に手に入れるものの名称がきます。
「obtain」とは?
“obtain”には、2つの意味があります。
1つめは、努力をしたり依頼をしたりして手に入れるです。
読書をすると知識を自分のものにすることができます。
読書はある程度の努力が必要な行為です。
構えが大きな立派な家を手に入れるには、それを購入するだけの費用が必要です。
購入するための費用を手に入れるためには、仕事を頑張るなど努力が必要です。
立派な家を自分のものにするには、努力が必要なのです。
“obtain”は向こうから勝手にやってきて手に入れることではなく、努力をしたり依頼をしたりして自分のものにすることを意味しています。
2つめの意味は、規則や習慣などが広く行われている、はやっているです。
日本では、あいさつをするときにおじぎをしたり、食事をするときに「いただきます」といったりします。
これは、日本で広く行われている習慣です。
「obtain」の使い方
手に入れるという意味で使用をします。
“obtain”は動詞で、“obtain”の後に手に入れるものの名称がきます。
「acquire」と「obtain」の違い
2つの言葉は手に入れるという意味が似ています。
“acquire”の場合は、どのような方法で手に入れるのか意味に含まれていません。
“obtain”の場合は、努力をして手に入れたり、依頼をして手に入れたりすることをいいます。
まとめ
手に入れるという意味を持つ2つの言葉ですが、どのような方法で手に入れるのかという点に違いがあります。