この記事では、“ignite”と“kindle”の違いを分かりやすく説明していきます。
「ignite」とは?
“ignite”の主な意味は3つあります。
1つめは、火をつける、火がつくです。
油が高温になると自然に燃え上がります。
このさまが火がつくが意味するものになります。
油の場合は、高温になれば自然と起こる現象です。
火をつけると物は燃えます。
このことから、燃やす、燃え出すという意味にもなります。
2つめは、化学の言葉で、焼くです。
焼くとは、火をつけて燃やすことです。
強く熱するようなことも、“ignite”は意味しています。
3つめは、心などを燃え立たせる、危険な状況などに火をつけるです。
今までやる気がなかったけれど、ライバルがよい成績をとったなど、自分よりも優れていることを知ると、とたんにやる気が出ることがあります。
感情が激しく高ぶるのです。
このようなさまが、心を燃え立たせるが意味するものです。
危険な状況などに火をつけるとは、ちょっと触れたり発言をしたりすると危険さが増すような状況に、何かをして勢いを増すようにすることを意味しています。
ライターなどの火を物につけることではありません。
「ignite」の使い方
火をつける、火がつくという意味で使用をします。
物に火がつくことだけでなく、心など非物質に火がつくこともいいます。
「kindle」とは?
“kindle”の主な意味は3つあります。
1つめは、火をおこす、火をつけるです。
火をおこすとは、火をつけることです。
バーベキューをするときには、炭に熱を持たせなければなりません。
そのために、炭に火をつけます。
燃えていなかったものを、燃える状態にしています。
このさまが火をおこすです。
2つめは、感情などを燃え立たせる、燃え立つ、興味などをそそるです。
感情が燃え立つとは、感情が高ぶることを意味しています。
人に嫌なことをされると、怒りの気持ちがわいてくることがあります。
このさまは、「人の心に怒りを起こす」ということができます。
こういった事柄を“kindle”は意味しています。
3つめは、顔や目などを輝かす、太陽や光が照らすです。
目が輝いているとき、まるで目に火がともっているように見えます。
目がキラキラとしているのです。
この様子が、目を輝かすです。
光が物に当たると明るくなります。
このさまが光が照らすが意味するものです。
「kindle」の使い方
物に火をつける、心に火をつけるという意味や、顔や目などが火がついたように輝くという意味で使用をします。
「ignite」と「kindle」の違い
2つの言葉は、火をつけるという意味が似ているのですが、やや意味合いが異なります。
“ignite”は発火という意味の火をつけるです。
一方、“kindle”は焚きつける、点火するという意味の火をつけるです。
まとめ
火をつけるという意味が似ている2つの言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。