この記事では、“currently”と“now”の違いを分かりやすく説明していきます。
「currently」とは?
“currently”の意味は以下の通りです。
1つ目は「現在」「目下」という意味で、今ある状態になっている様子を言います。
2つ目は「現在のところ」「これまでのところ」という意味で、過去から続いていて今まで至る状態のことを言います。
3つ目は「今や」という意味で、ある状態から変化して現在の状態になっている様子を言います。
上記に共通するのは「最近のこと」という意味です。
「currently」の使い方
“currently”は「現在」「目下」「現在のところ」「これまでのところ」「今や」という意味で使われます。
副詞として使われ、形容詞形・名詞形は“current”になり、「通用している」「流行している」「現在の」「今日(こんにち)の」という意味があります。
基本的に、最近のことなど、だいたい今の状態を表す言葉です。
「now」とは?
“now”の意味は以下の通りです。
1つ目は「今」「目下」という意味で、現在の様子を表します。
2つ目は「今頃は」という意味で、遠い場所で現在の様子のことを言います。
3つ目は「すぐに」「今すぐ」という意味で、正に今である様子を言います。
4つ目は「たった今」「今しがた」という意味で、起きたばかりの過去の様子を言います。
5つ目は「その時」「それから」という意味で、物語の内容が変わる時の間投詞を表します。
上記に共通するのは「話し手にとっての今」という意味です。
「now」の使い方
“now”は「今」「目下」「今頃は」「すぐに」「たった今」「その時」「それから」などの意味で使われます。
副詞として使われたり、名詞として「今」「目下」「現在」などと使われたりします。
基本的に、話し手にとって近い時間を表し、正に今のこともあれば、1週間位前後のことを表すこともあります。
因みに、「今すぐ」と言いたい時には“just now”“right now”などと言います。
「currently」と「now」の違い
“currently”は「最近や、大体今などの状態」という意味です。
“now”は「話し手により、今正にそうであったり、近い現在を表す」という意味です。
「currently」の例文
・『He is currently on a trip. 』(彼は目下旅行中です)
・『It’s currently out of stock. 』(現在品切れ中です)
・『What is currently hot?』(今何が流行っているの?)
「now」の例文
・『Where are your living now?』
・『It’s not now. 』(それは今じゃない)
・『What time is it now?』(今何時?)
まとめ
今回は“currently”と“now”について紹介しました。
“currently”は「大体今」「最近」、“now”は「話し手にとって近い現在」と覚えておきましょう。