この記事では、“answer”と“solve”の違いを分かりやすく説明していきます。
「answer」とは?
“answer”の主な意味は4つあります。
1つめは返答するです。
手紙に返事を書く、電話に答える、ドアのノックに応える、アンケートに応えるなどの「返答する」を意味しています。
部屋のドアをノックされたら、「はい」「入らないで」「どうぞ入ってください」など、ノックした相手に返事をすることでしょう。
こういったことを指しています。
2つめは、問題に答えるです。
学校や塾などでで行われる、数学・国語・歴史などのテストに答えること、資格試験や入社試験などの試験の問題に答えることを意味しています。
3つめは、攻撃に応じるです。
なぐられたらやり返す、非難されたら反論するなどの意味があります。
犯人に威嚇されて警察が発砲することがあります。
こういった反応の意味もあります。
4つめは、目的や要望に応えるです。
お店でお客さんから「こうしてください」と店員に申し出があったとき、店員さんはその通りにしてくれることが多くあります。
たとえば、飲食店で「このお皿を下げてください」といえば、下げてもらえます。
こういったことが、目的・要望に応えるです。
「answer」の使い方
複数の意味がありますが、どれにも働きかけに反応するという意味が含まれています。
手紙・電話などに返事をする、問題に答える、攻撃に応える、目的・要望に応えるなどに使用をする言葉です。
「solve」とは?
“solve”の意味は2つあります。
1つめは、問題やなぞなぞを解くです。
“solve”が指す問題・なぞなぞとは、決まった答えがあるものです。
試験問題やクロスワードパズルのようなものを指しています。
事件を解くという意味もあります。
事件には必ず犯人がいて、犯人は決まっています。
もう一つの意味は困難や争いなどを解決するです。
現在、環境問題に注目が集まっています。
温暖化を防ごう、資源を大切に使用などいわれており、そのための方法が考えられています。
また、世界には紛争が続いている地域があり、これらも解決しなければならない問題です。
「solve」の使い方
問題・なぞなぞを解く、困難・争いを解決するという意味で使用します。
「answer」と「solve」の違い
2つの言葉で意味が似ているのは、問題に答えるです。
試験問題やなぞなぞに答える意味では、この2つの言葉が指すことは同じです。
“answer”には、手紙や電話にこたえる、非難にこたえる、目的にこたえるなどの意味もあります。
問題以外のことに「こたえる」という意味も持っているのです。
手紙や非難にこたえる意味は“solve”にはありません。
まとめ
2つの言葉は、問題に答えるという意味が同じです。
“answer”は働きかけに応じるという意味があり、問題以外のことにこたえる意味も持っています。
この意味は“solve”にない点が2つの言葉の違いです。