この記事では、“ask”と“request”の違いを分かりやすく説明していきます。
「ask」とは?
“ask”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を質問する」「~を尋ねる」という意味で、人に問いかけることを言います。
2つ目は「要求する」「必要とする」という意味で、人に欲しいものを求めることを言います。
3つ目は「頼む」「願う」という意味で、人に頼みごとをすることを言います。
4つ目は「招待する」という意味で、人を催しに招くことを言います。
上記に共通するのは「相手に何かを頼む」という意味です。
「ask」の使い方
“ask”は「~を質問する」「要求する」「頼む」「願う」「招待する」などの意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“asking”になり、「問い」「依頼」「請求」という意味があります。
基本的に、相手が応えてくれることを期待して質問したり、依頼する時に使われる言葉です。
「request」とは?
“request”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を要求する」「~を懇願する」という意味で、立場が上の人や組織などに依頼することを言います。
2つ目は「~を請求する」「~を申し込む」という意味で、手続きを踏んでして欲しいことを申し入れることを言います。
上記に共通するのは「公式に依頼する」という意味です。
「request」の使い方
“request”は「~を要求する」「~を懇願する「~を請求する」「~を申し込む」という意味で使われます。
他動詞として使われたり、名詞として「願い」「依頼」「要求」「請求」などの意味で使われ、「リクエスト」と日本語にもなっています。
基本的に、組織や団体などに対して行動を促す為に依頼する時に使われる、やや固い表現です。
「ask」と「request」の違い
“ask”は「相手が応えてくれることを前提に質問や依頼すること」という意味です。
“request”は「相手に行動を促すために依頼する、やや固い表現」という意味です。
「ask」の例文
・『I will ask him if he knows. 』(彼が知っているか訊いてみる)
・『I asked a boy the way to the station. 』(私は少年に駅への道を尋ねた)
・『May I ask you a question?』(質問していいですか?)
「request」の例文
・『I requested help from him. 』(彼からの助力を依頼した)
・『The company refused our request. 』(会社は我々の要求を拒否した)
・『Here is a request from the audience. 』(視聴者からの要望です)
まとめ
今回は“ask”と“request”について紹介しました。
“ask”は「相手に質問や依頼すること」、“request”は「組織など正式に依頼すること」と覚えておきましょう。