この記事では、“permit”と“allow”の違いを分かりやすく説明していきます。
「permit」とは?
“permit”は(パーミット)と発音します。
法律や規則を「許す」「許可する」との意味と、「都合がつく」「可能にする」との意味があります。
また名詞として「許可証」などの公式な文章も“permit”と呼びます。
許可するとの意味での例は“Smoking is permitted hier. ”があります。
これは「喫煙可」になります。
また「都合がつく」ということを表現する例としては“we will go to lunch if time permit. ”があります。
これは「時間に都合がつくならランチに行こう」と訳します。
「allow」とは?
“allow”は(アラゥ)と発音します。
意味は「誰かに何かをするのを許す/許可する」「入るのを許す」「認める」「誰かにお金や時間を与える」「〇〇にふける」「なすがままにする」「費用/時間の見込みをする」になります。
例えば「彼らにお菓子をあげても大丈夫ですか」“Are they allowed to eat sweets?”とallowを使って表現します。
お菓子を禁止にしている家庭もあるので、他の家庭の子供たちにお菓子をあげる場合には、このように親に「許可」を求めるのがマナーです。
また“allow”は禁止を表す時にもよく使われる単語で、“No food allowed”「食べ物持ち込み禁止」や“Smorking is not allowed”「禁煙」など表示されています。
この“allow”に「費用/時間の見込みをする」との意味があるのを知らない人も多いはずです。
オンラインショッピングなどで物品を購入した時に“please allow 5 days for delivery”とのメッセージが届いたら、それは「配達まで5日見込んでください」との意味になります。
「permit」と「allow」の違い
“permit”と“allow”の違いを、分かりやすく解説します。
“permit”と“allow”は受動態で使われることが多く、この場合は禁止を意味します。
しかし“permit”が公の法律や規則に関する許可に関して使われるのに対して、“allow”は誰かにある物事を許可する時に使うのが一般的で、法律や規則に基づくのではなく許す側の基準で許可されたり禁止されたりします。
そのために“permit”の方が“allow”よりフォーマルで堅いニュアンスがあります。
まとめ
“permit”と“allow”は両方とも許可や禁止を表す時に使う言葉です。
しかしプライベートな事柄に関しては“permit”より“allow”を使うのが一般的で、親しい間柄では「let」を使うケースがほとんどです。
例をあげると“Let me do it. ”は「それをさせてよ」と相手に許可を確認するフレーズになります。
このように同じ許可を表す英単語でも、細かい違いがあるのでそれを認識して使い分けるようにしましょう。